SSブログ

25時(25TH HOUR) 2002 [アルファベット・数字で始まる映画]

25時.jpg 久々 エドワード・ノートン… スパイク・リー監督… ( ´艸`)

俺に残された 最後の自由な24時間

ジャンル ドラマ/犯罪/青春
製作国 アメリカ
時間  136分

-----------------------------------------------------------------------------------------------
新人作家デイヴィッド・ベニオフの感動ミステリーを
「ドゥ・ザ・ライト・シング」のスパイク・リー監督が映像化したヒューマン・サスペンス。
ベニオフ自ら脚本を担当。
25時間後に懲役7年の刑で収監されることが決まっているひとりの男が、
後悔と絶望感を抱え過ごす24時間の心の旅を情感を込め繊細に綴る。
主演は「アメリカン・ヒストリーX」「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン。
                                  (allcinema より)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
何故、今これなのか? 自分でもわからないのですが… (苦笑)
多分、観たのかどうか確かめたかったのかな? と。(^_^ゝ(最近そんなの多過ぎ…!)

エドワード・ノートンと言えば、「犬ヶ島(2018)」の “レックス” の声の人…!( ´艸`)
もうそれだけで十分… 親近感が湧くというものです。ムフフ。

インクレディブル・ハルク(2008)」 「幻影師アイゼンハイム(2006)」も印象深い…?
でも、「ファイト・クラブ(1999)」は未見なので、その内に是非観てみたいと思っています。
また、監督のスパイク・リーは、私的には「ガール6(1996)」ですね。
あのセンスは結構好きだったりします♪ ( ´艸`)

オープニングは、不自然な犬の鳴き声から…!?

夜の街を疾走する黄色いアメ車?が急停車して、中から男が二人・・・。
(余談ですが、監督の好みが反映されて映画では “チャージャー” になったそうです…?)

男たちは、物陰に横たわる瀕死の状態の?猟犬らしき犬を見下ろしながら会話を…!

「苦しみながら野垂れ死にするよりマシだ」と、モンティ(エドワード・ノートン)は射殺する気…!?

ところがっ
近づくと嚙み殺さんばかりの勢いに、吃驚したモンティは犬を大いに気に入り、医者へ運ぶことに…。

オープニング・クレジットは、バックにニューヨークの夜景が映し出され・・・
夜空に照射された2本のライトが “グラウンドゼロ” を象徴…。
(初見では ?(・_・?) ハテ?状態…  “追悼の光” と言うそうな…! 記憶が薄れてました… orz)

冒頭は、イーストリバーを臨む遊歩道のベンチで、助けた犬のドイルと寛ぐモンティ。

そこへ、かつて顧客だったヘロイン中毒の男がやって来て、「頼む 売ってくれ」と懇願するのだが
モンティは「パクられたんだ! もう辞めた」と言いながらも、小さな包みを地面に放ってやる。

ひとしきり公園を散歩して、道々 路上生活者に金銭を恵んでやったりしながら… 
母校に寄り、高校教師を務める親友のエリンスキー(フィリップ・シーモア・ホフマン)を訪ねる。

授業を中断させて…! 
「今夜例の所で…」と、予定を伝えるモンティ。
エリンスキーのクラスには、彼に色目を使う?女子生徒メアリー(アンナ・パキン)が居た。

ジェイコブ・エリンスキーが、モンティからの伝言を伝えようとフランクに電話を掛けるも…
株式ブローカーのフランク・スラッタリー(バリー・ペッパー)は、けんもほろろに電話を切ってしまう。

そんなフランクは・・・
今しがた、自分の読みが当たり!  
日頃から口うるさい小心者の?上司の鼻を明かしたばかり…!?

モンティはドイルを連れて自宅アパートへ。
石段に腰かけて、恋人のナチュレル(ロザリオ・ドーソン)が彼の帰りを待っていた。

収監までの短い時間・・・
大切に過ごしたい と願っていたのはナチュレルの方だけだったり…?

当のモンティは、チクったのは彼女では? との疑心暗鬼にかられ…!? 
そうでなくても “複雑な思い” に、更に拍車が掛かる…? 

さて・・・?

あまり思い入れもないなぁ 等と思って見ていましたが、結構気に入ってしまいまして… w
脚本も担当した原作者のデイヴィッド・ベニオフ のコメンタリー付きで見たりしました。
落ち着いた語り口…? 何より率直なところが好感触で…!? なかなか面白く拝聴。

スパイク・リー監督も、NY愛に溢れていて、とても興味深くはありましたけれど・・・   
やはり、原作者ならではっ てことで…?(微笑)

解説を受けて再度見てみますと、キャラクターの心境に深く入り込める感じがしました…? w
(まあ何度となく見ていれば、いやでも親近感が湧くというものでしょうが…?(苦笑))
鏡の中のモンティが自分に向かって、あれこれ悪態をつくシーン・・・(説明が難しいです…(汗))
悪態の対象は雑多なNY市民なのですが、その内容の辛辣さに当初は相当な衝撃を受けましたね。

原作では “モンティのラヴソング” と名付けたそうですけれども… 
(スパイク・リー監督が仰るには、そのまま?  “F××Uモンタージュ” のシーン)
すべて吐き出してから… モンティは、自業自得と…。(;^_^A
エドワード・ノートンが “薬の売人” というのも意外なのに、突然の下品な口調に吃驚でした…!

同じアイルランド系という幼馴染みのフランク役 バリー・ペッパーが予想外に良かったですね♪
私はお初かも? と思いましたら…? 結構見ている俳優さんでした…。f^_^;
冷徹な印象の彼からは想像できない? 純で熱いものを見せられて…  これも驚きましたね。(汗)

強烈な個性の二人に挟まれ、育ちの好さそうな温和な雰囲気のジェイクは緩衝材の役割か…?w
不思議な存在感の高校教師を、フィリップ・シーモア・ホフマンが自然体で… Nice! 
モンティの愛犬ドイルを託すには適役という感じでした…♪ ( ´艸`)

やはり、陰の立役者と言えば、父親役のブライアン・コックスでしょうか?
この方もお初かも? と思いますが… (汗)
後半の、さりげなくも渋めな演技には、いぶし銀の輝きが…! (褒め過ぎ? (^_^ゝ)

ネタバレになってしまいますが…?
終盤、父の声のナレーションで、モンティの “別の人生” も、見せてもらえたり…!?

それは、寂しめな人生を送ってきた父の希望の現れでもあったのでしょうが…?
現実は、そうは運ばず…!?
モンティを乗せた父のクルマは、一路 刑務所へと…!
という、渋過ぎる映画でしたが、程好い緊張感と共に楽しむことが出来ました。

“不思議映画好き” と致しましては、図らずも大人な不思議映画で〆ることとなりましたが…
来年も “映画さま” に心酔する一年となりそうです…?(ニヤリ)

エドワード・ノートン(モンゴメリー “モンティ”・ブローガン)
フィリップ・シーモア・ホフマン(ジェイコブ “ジェイク”・エリンスキー) 高校教師
バリー・ペッパー(フランク・スラッタリー) 株式ブローカー
ロザリオ・ドーソン(ナチュレル・リヴェラ) モンティの恋人
アンナ・パキン(メアリー・ダヌンツィオ) 女子高校生
ブライアン・コックス(ジェイムズ・ブローガン) モンティの父
トニー・シラグサ(“コースチャ”・ノヴォトニー) モンティの相棒?

脚本 デイヴィッド・ベニオフ

監督・製作 スパイク・リー

nice!(28)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 28

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。