苦い涙(PETER VON KANT) 2022 [な行の映画]
イザベル・アジャーニ ( ´艸`)
人は愛するものを殺す
人は愛するものを殺す
~でも誰も死なない~
ジャンル ドラマ/コメディ/ロマンス
ジャンル ドラマ/コメディ/ロマンス
製作国 フランス
時間 85分
映倫 PG12
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「8人の女たち」「Summer of 85」のフランソワ・オゾン監督が「焼け石に水」に続いて
再びライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの戯曲を映画化したコメディ・ドラマ。
新進俳優の青年に入れあげた中年映画監督が、次第に奔放な青年に翻弄され、
嫉妬で我を失っていくほろ苦くも滑稽な姿を軽妙な筆致で綴る。
主演は「ジュリアン」「悪なき殺人」のドゥニ・メノーシェ。
共演にイザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ハンナ・シグラ。 (allcinema より)
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イザベル・アジャーニはデビュー間もない?「アデルの恋の物語(1975)」を去年の秋頃?観ました。
それが劇場でのイザベル・アジャーニとの初御目文字でしたが・・・
二度目の今回は、グッと年齢を重ねた彼女…!?( ´艸`)
痩せ過ぎな感はありましたが美女であることには間違いない…! ある意味 凄い事ですね。(汗)
(まぁ王妃マルゴのたおやかさがないのは仕方ないとしても、険があるように見えたのは気のせいか?)
そして、ハンナ・シグラですが・・・ 本作では主人公の母親ローズマリー役なのでしたが…。
本家本元の「ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972)」にご出演だったのですね~
そう言ったご縁での? 今回のご出演なのか??(・_・?) ハテ?(フランソワ・オゾン監督の希望らしい…!)
そう言ったご縁での? 今回のご出演なのか??(・_・?) ハテ?(フランソワ・オゾン監督の希望らしい…!)
ともかく、どんな違いが有るのか?二作品を是非とも観比べてみたいものだ と思うのですが…
これが何とレンタル無し… 在庫もナシ状態なのでした~ orz (劇場で観たかった~(T_T))
ところで、私はハンナ・シグラはお初… と勝手に思ってましたが
「パッション(1982)」「すべてうまくいきますように(2021)」で拝見していましたね… (^_^ゝ
あまり意識してなかった と言ったら失礼ですが、まぁ そんな感じかな…?(大汗)
(絵画のモデル役と医療関係者…? 今回は “母” の役なのに息子から “売春婦” 呼ばわりされたりして… w)
閑話休題?(汗)
予告編の感じでは、巨漢の主人公が悪目立ち? というか? いやに印象強烈でしたけれど・・・
本編の滑り出しでは、まず “助手” カール役のステファン・クレポンに惹き込まれました…♪
その佇まいというのか? 姿勢の良い痩身の彼の不思議な一挙手一投足から目が離せない感じ…?
冒頭の… 瀟洒なアパルトマンにシックリと馴染んだ存在でしたね。
やがて、“主人” のピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)の目覚めから物語が動き始めます。
わがまま放題な!? “主人” に、良く仕えている…! といった風の “カール” なのでしたが・・・
彼の反応をいちいち表情の up で捉えるので、それがツボでしたね~ f^_^;
(台詞はほぼない… 凄い饒舌な “無表情” …! ん? 眼は結構モノを言っていたかも…? w)
1970年代 西ドイツのケルン
名のある?映画監督のピーターは、今は傷心で… 何かと機嫌が悪い…!?
辛抱強く? 尽くしてくれる助手のカールにも、辛く当たる…?
(カールは秘書のような仕事もこなすが、ピーターのために脚本も手掛けている…!?)
そんなある日…
親友の大女優シドニー・フォン・グラーゼナプ(イザベル・アジャーニ)が久々に訪れる。
そして、船で知り合ったという健康肌のハンサムボーイ、アミール(ハリル・ガルビア)を紹介する。
ピーターは、たちまち恋に落ちてしまう!?
(新人俳優というので、プロフィール撮影と称して?カメラの前で “身の上話” をさせたりする…!?)
無駄なホテル暮らしは止めにして家へおいで! と誘いをかけて、早速同居することに…!
アミールを売り出そうと、自作の映画に抜擢したり…!
更には、いつもはカールにさせていた事務的な事も自ら電話を取って処理したり…!? ( ̄ο ̄;
ともかく、アミールを下にも置かない可愛がりようだったが… アミールはマイペース!?
よくよく聞けば、国に妻も居るという…!? ( ̄ο ̄;
その妻がドイツを訪れるというので… “会いに行く航空チケットを取って!” と…
アミールは当然のように? ピーターにおねだりする。 渋々… 手配するピーター。
ピーターの予感通りに…? アミールはそれっきりになってしまった…。
あまり意識してなかった と言ったら失礼ですが、まぁ そんな感じかな…?(大汗)
(絵画のモデル役と医療関係者…? 今回は “母” の役なのに息子から “売春婦” 呼ばわりされたりして… w)
閑話休題?(汗)
予告編の感じでは、巨漢の主人公が悪目立ち? というか? いやに印象強烈でしたけれど・・・
本編の滑り出しでは、まず “助手” カール役のステファン・クレポンに惹き込まれました…♪
その佇まいというのか? 姿勢の良い痩身の彼の不思議な一挙手一投足から目が離せない感じ…?
冒頭の… 瀟洒なアパルトマンにシックリと馴染んだ存在でしたね。
やがて、“主人” のピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)の目覚めから物語が動き始めます。
わがまま放題な!? “主人” に、良く仕えている…! といった風の “カール” なのでしたが・・・
彼の反応をいちいち表情の up で捉えるので、それがツボでしたね~ f^_^;
(台詞はほぼない… 凄い饒舌な “無表情” …! ん? 眼は結構モノを言っていたかも…? w)
1970年代 西ドイツのケルン
名のある?映画監督のピーターは、今は傷心で… 何かと機嫌が悪い…!?
辛抱強く? 尽くしてくれる助手のカールにも、辛く当たる…?
(カールは秘書のような仕事もこなすが、ピーターのために脚本も手掛けている…!?)
そんなある日…
親友の大女優シドニー・フォン・グラーゼナプ(イザベル・アジャーニ)が久々に訪れる。
そして、船で知り合ったという健康肌のハンサムボーイ、アミール(ハリル・ガルビア)を紹介する。
ピーターは、たちまち恋に落ちてしまう!?
(新人俳優というので、プロフィール撮影と称して?カメラの前で “身の上話” をさせたりする…!?)
無駄なホテル暮らしは止めにして家へおいで! と誘いをかけて、早速同居することに…!
アミールを売り出そうと、自作の映画に抜擢したり…!
更には、いつもはカールにさせていた事務的な事も自ら電話を取って処理したり…!? ( ̄ο ̄;
ともかく、アミールを下にも置かない可愛がりようだったが… アミールはマイペース!?
よくよく聞けば、国に妻も居るという…!? ( ̄ο ̄;
その妻がドイツを訪れるというので… “会いに行く航空チケットを取って!” と…
アミールは当然のように? ピーターにおねだりする。 渋々… 手配するピーター。
ピーターの予感通りに…? アミールはそれっきりになってしまった…。
それからというもの…
置き去りにされたピーターは、電話のベルが鳴る度に自ら電話に飛びつくのだった。
さて・・・?
The Walker Brothers『孤独の太陽 In My Room(1966年)』
この曲が象徴的に使われているのですけれど・・・
この曲も…? (official website KEYWORD から一部転載させて頂こうと思います。)
「SONGS
「人は愛するものを殺す(Jeder tötet was er liebt/Each Man Kills the Things He Loves)」
オスカー・ワイルド(1854年- 1900年)が同性愛の罪として収監されたことを詩にした
「レディング牢獄のバラード」をもとにファスビンダーの盟友でもあった音楽家
ペーア・ラーベンが作曲。
『ファスビンダーのケレル』(82)でジャンヌ・モローがキャバレーで歌う曲であるが、
本作ではイザベル・アジャーニがドイツ語でカヴァーしている。」
・・・そうなのでした。それを知っていたら、もう少し真剣に聴いたのに…! orz
舞い上がったり、落ち込んだり…! ( ´艸`)
喜怒哀楽の激しいピーターをドゥニ・メノーシェは “苦も無く” 体現…!(微笑)
可笑しくて、楽しくて、声が出そうになるくらい笑ってしまいました。やられた…!
やがてピーターの誕生日になると、親友のシドニーや母や、寄宿学校生の一人娘もお祝いにやってくる。
そこでまた一悶着あったりするわけですけれど・・・
見せ場は最後まで続く… といった感じでしたね♪ (^_-)-☆ (バラしませんが…!)
舞台劇が元と言っても、最後には窓の外は雪♪ という意外性も見せて…!
映画的な というか? 美しき見所もたっぷりの素敵な佳品と思われました。
(ま、私的には “アミール” の魅力はそれほど感じられなかった… ということはあるにしても?(爆))
オスカー・ワイルド(1854年- 1900年)が同性愛の罪として収監されたことを詩にした
「レディング牢獄のバラード」をもとにファスビンダーの盟友でもあった音楽家
ペーア・ラーベンが作曲。
『ファスビンダーのケレル』(82)でジャンヌ・モローがキャバレーで歌う曲であるが、
本作ではイザベル・アジャーニがドイツ語でカヴァーしている。」
・・・そうなのでした。それを知っていたら、もう少し真剣に聴いたのに…! orz
舞い上がったり、落ち込んだり…! ( ´艸`)
喜怒哀楽の激しいピーターをドゥニ・メノーシェは “苦も無く” 体現…!(微笑)
可笑しくて、楽しくて、声が出そうになるくらい笑ってしまいました。やられた…!
やがてピーターの誕生日になると、親友のシドニーや母や、寄宿学校生の一人娘もお祝いにやってくる。
そこでまた一悶着あったりするわけですけれど・・・
見せ場は最後まで続く… といった感じでしたね♪ (^_-)-☆ (バラしませんが…!)
舞台劇が元と言っても、最後には窓の外は雪♪ という意外性も見せて…!
映画的な というか? 美しき見所もたっぷりの素敵な佳品と思われました。
(ま、私的には “アミール” の魅力はそれほど感じられなかった… ということはあるにしても?(爆))
ドゥニ・メノーシェ(ピーター・フォン・カント) 映画監督
イザベル・アジャーニ(シドニー・フォン・グラーゼナプ) 大女優 ピーターの親友
ハリル・ガルビア(アミール・ベンサレム) 新進俳優
ハンナ・シグラ(ローズマリー) ピーターの母
ステファン・クレポン(カール) 助手
アマント・オーディアール(ガブリエル(ガビ)) ピーターの一人娘
原案 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
原案 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
監督・脚本 フランソワ・オゾン
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