少年の緩き締め込み草相撲 Labyrinth
(しょうねんのゆるきしめこみくさずもう)
副季語に 角力 宮相撲 草相撲 秋場所 九月場所
相撲はもと武技の一つで、一般に国技と言われておったが、後には興行化された。
『続日本記』聖武天皇巻に「天平十年七月癸酉……」などとあって、
古くから宮中では陰暦七月に行われた。それで俳句では秋季と定められたものだが、
レクリエーションとして青少年が神社の境内その他に土俵を設けて相撲を取るのを
宮相撲・草相撲といい、多く八、九月ころに行われる。
相撲協会でも、九月に秋場所興行を催す。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
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