名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊( A HAUNTING IN VENICE) 2023

　ケネス・ブラナー “ポアロ” 3作目…　( ´艸｀)

この殺人事件の犯人は――

人間か、亡霊か。

ジャンル　ミステリー

製作国　アメリカ

時間  103分

A HAUNTING IN VENICE　→　ベネチアの幽霊(PC翻訳)　幽霊と亡霊の違いがいまいち解らぬ…

アガサ・クリスティーの誕生日(9/15)に合わせての公開でしたが、ひと月遅れのupとなりました。

----------------------------------------------------------------------------------------------
「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続いて、アガサ・クリスティーの
“名探偵ポアロ”を、ケネス・ブラナーの監督・主演で映画化したミステリー・シリーズの第３弾。
ベネチアを舞台に、降霊会で起きた不可解な殺人事件の謎を巡って、
超常現象を完全否定するポアロと謎めいた霊能者の対決の行方を描く。
原作は『ハロウィーン・パーティ』。
共演はミシェル・ヨー、ティナ・フェイ、ケリー・ライリー、
カミーユ・コッタン、ジェイミー・ドーナン。

　
ベネチアで隠遁生活を送っていたポアロ。
ある日、旧友のオリヴァが訪ねてきて、ハロウィーンの降霊会に彼を誘う。
超常現象など一切認めないポアロは、霊媒師レイノルズのトリックを見破るべく、
降霊会に参加することに。
ところがその降霊会で、招待客が何者かに殺害される事件が発生してしまう。
しかも、その方法は人間には到底不可能と思われ、誰もが亡霊の存在を信じ始めていた。
それでもポアロだけは人間の犯行と確信をもって、
この不可解な事件の真相解明に乗り出すのだったが…。　　　　　　　　　(allcinema より)

----------------------------------------------------------------------------------------------
字幕翻訳 松浦美奈さんでした。たぶん…？(汗)

いや～ 今調べてみましたら、ドクター・フェリエ役のジェイミー・ドーナンて・・・
“フィフティ・シェイズ” の人だったのですね～　(￢､￢; どうも濃い目だな～と思いました…？ｗ

更に…！「ベルファスト(2021)」の “父さん” 役でもあったのですね。(汗) すっかり忘れてる～
よくよく調べてみますとっ　その息子のバディ役を演じたジュード・ヒルは本作でも息子役を！？
ほんと！ ﾋﾞｯｸﾘです。 (^_^ゝ 息が合っているはずですね…。ｗ

知ってる人はミシェル・ヨーだけか…！   なんて思っていた私って…!?　(大汗)
そのミシェル・ヨーは…！ なんと今回も “椅子” とご縁がありました…？ これも吃驚。(苦笑)

その他の俳優さんは、お初かな？
女優さんは皆 美形なのですけれど、見分けがつかない…！ という？ いつものアレです。ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。

最初にご登場の、ポアロと旧知の仲というミステリー作家オリヴァ役のティナ・フェイですが・・・

「サタデー・ナイト・ライブ」出身の才色兼備のコメディエンヌとありました。
なるほど… 活きが良いというか？ 押しの強そうな印象はコメディ畑出身だからか… なんて？(偏見？)ｗ

そして…　てっきりお初かと思っていたのですけれど・・・ (￢､￢;
今になって、見た事あるかも？ と思ったのは…　邸の女主人のロウィーナ・ドレイク役の女優さん…！
「シャーロック・ホームズ」シリーズ？他にご出演の ケリー・ライリーなのでした。(爆)
(どうも 御贔屓女優 以外には？ あまり注意を払わない自分のようです…？ 面目ない！　orz)

ついでに…！ (^_^ゝ
ポアロのボディガード役の リッカルド・スカマルチョは「JW2」等にも出ていた俳優さんでした。(汗)
(本筋には関係ないのかと思いきや… 終盤になって あ～成程ね～ という…？ｗ)　

前置き長過ぎ…！ 毎度の事で。ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。

取り敢えず…  原作の『ハロウィーン・パーティ』を知らないので、読んでみたくなりましたが…。

本作の設定は、原作とは全く違うそうで…!?　
“水上の迷宮都市” ベネチア…　　まずは、この変更が効いていますね♪ (^_-)-☆
オープニングから、ロケーションの素晴らしさに “溜息” でした♪  毎度言っているようですが…？(汗)
カメラワークの巧みさもさることながら？圧倒的なスケール感で魅了されてしまいました。

ポアロの住まう建物の屋上での食事？風景…　不思議な “画” でしたけれど…？ 青空が眩い感じ。
定番の…？ 夕暮れの水面に揺らめく灯り…　観光気分が弥が上にも上がってしまいます～♪ ( ´艸｀)
そして漆黒の闇…！？　

1947年… 
ベネチアで隠遁生活に入ったものの、ポアロへの “依頼者” は後を絶たず…  列を成す程だった…！？
ボディガードとして雇われた ヴィターレ・ポルトフォリオが毎日入り口に立ち、捌くような有様…。

そんな中・・・
ポアロの旧友で彼にライバル心を燃やす…？ ミステリー作家のアリアドニ・オリヴァが訪ねて来る。
彼女は、ハロウィンの夜に開催される… ある降霊会へポアロを誘いに来たのだった。

元オペラ歌手というロウィーナ・ドレイクの邸でハロウィンパーティーが開かれ・・・
その後、霊能者ジョイス・レイノルズによる降霊会が始まった。

集まったのは、亡き娘アリシアに会いたい と願う…　邸の主人ロウィーナ
アリシアの婚約者だった、シェフのマキシム・ジェラード
アリシアのお世話をしていたと言う家政婦のオルガ・セミノフ
アリシアの主治医のドクター・フェリエ
その息子のレオポルド・フェリエ少年
そして、ポアロを誘ったアリアドニ・オリヴァ

更に…
ジョイス・レイノルズのアシスタントのデズデモーナ・ホランドと、弟のニコラス・ホランドが居た。

レイノルズ女史は「リスニング！(listening)」と声を大にする。

テーブルに置かれたタイプライターは、ひとりでに？文字を打ち！？ 皆を驚かせる…！

しかし、“名探偵” はそのトリックを早々に見破り…！　レイノルズ女史に恥をかかせることとなる！？

さて・・・？

やはり、これ以上は先へ進めない感じですね…？ (^_^ゝ　出し惜しみとかじゃなく…！(笑)

紆余曲折がありまして・・・ (￢､￢; ｵｲｵｲ

3つの遺体を乗せた舟が静かに邸を遠ざかる・・・
(これは何ともベネチアらしい光景だなぁ と思いました。(汗))

そして、ポアロは隠遁生活を止めて、現役復帰する事に…？(おわり)　あちゃ～ (^_^ゝ

ともかく、これまでの作品とは一線を画す？ というのか…？
私的には、こじんまりした印象を受けたのですけれど…？(爆)
でも、終始とても心地良いゴシックホラー的空間と感じました…。

恐さも、衝撃も、“音” の遣い方も 超 Nice…！　
謎解きも…　意外性があるのも、ないのも？ 納得のいくもので…!?  大満足なのでした。

また…　人の心の闇？ の描き方にも真摯なものを感じて、好ましく思えたり…!?
色んな意味で、思っていた以上に楽しめたのは間違いございませぬ。

まあ、何より…？
“超常現象を完全否定するポアロ” の “戸惑い” の表情が見られる というのは、一番の見どころ…？w

こうなると、やはり原作と何が違っているのかを知りたくなってしまうわけですが…!? (汗)

ウィキペディアをチラ見しましたところでは、大分違いがあるようで…？ ( ´艸｀)
今しばらくは、このまま映画の余韻に浸っていたい…　という気分になっておりまする…。(微笑)

カイル・アレン(マキシム・ジェラード)　アリシア・ドレイクの婚約者 若きシェフ 降霊会へ！

ケネス・ブラナー(エルキュール・ポアロ)　隠遁生活を送る名探偵 オリヴァ女史に誘われ…？

カミーユ・コッタン(オルガ・セミノフ)　ドレイク家の家政婦 生前のアリシア嬢を可愛がる…

ジェイミー・ドーナン(ドクター・フェリエ)　ドレイク家の主治医 従軍の時、心を病む…？

ティナ・フェイ(アリアドニ・オリヴァ)　ポアロの旧友のミステリー作家   降霊会へ誘う…

ジュード・ヒル(レオポルド・フェリエ)　フェリエ医師の10歳の息子 父想いで、賢く勘が鋭い！

アリ・カーン(ニコラス・ホランド)　レイノルズの開催する降霊会のアシスタント

エマ・レアード(デズデモーナ・ホランド)　降霊会のアシスタント 弟のニコラスと共に…！

ケリー・ライリー(ロウィーナ・ドレイク)　元オペラ歌手 最愛の娘アリシアを亡くし降霊会を…！

リッカルド・スカマルチョ(ヴィターレ・ポルトフォリオ)　ポアロのボディガード 元警察官？

ミシェル・ヨー(ジョイス・レイノルズ)　“死者の声を話せる” と断言する謎めいた霊能者 

監督・製作　ケネス・ブラナー

マジの備忘録　↓　( ´艸｀)　伏字で…！

ロウィーナは、愛娘アリシアの心が婚約者マキシムに向いていることに我慢が出来ず…？
逆に…？　ロウィーナの過干渉に我慢できなくなったマキシムは婚約を破棄！？
突然マキシムを失ったアリシアは体調を崩していくのだが・・・
そこには母親のロウィーナが深くかかわっていた…！？
美しいシャクナゲに毒性があるのを承知で、屋上の庭園で育て、更にミツバチを飼って “蜂蜜” を採取…！
その蜂蜜をスプーン1杯…　毎日定量をアリシアに与え続け、徐々に弱らせて行った…？
そんなある日、間違いが起こる…！　
家政婦のオルガが看ている時、アリシアが興奮状態になり…！ オルガは慌てて “蜂蜜” を…！
ところが、定量以上を摂取してしまった結果…　アリシアは、睡眠中に亡くなってしまうことに…！？
それを発見したのは母親のロウィーナだった。
彼女は何故か？遺体に偽装工作(悪魔の所業のような？)をしてから…！？
愛娘の遺体をバルコニーから落し、事故死にみせかける。
現場に駆け付けた人々の中には、警察官時代のヴィターレ(ポアロのボディガード)の姿が有った。
その後、ロウィーナの元に脅迫状が届くようになる…！ (￣ο￣;
主治医のフェリエは、“毒” のカラクリに気付きはしなかったが？
彼の利発な息子のレオポルドは “毒” に気付き…！ 病みがちな父に代わって “金稼ぎ” を目論んだ？
そんなことで、ロウィーナは、ミステリー作家アリアドニ・オリヴァの話に乗って“降霊会” を計画。
ロウィーナは霊感で真実を暴かれるのを避けようと…？ 真っ先に霊能者のレイノルズ女史を殺害。
どさくさに紛れて！？　強請られている！ と思い込んだフェリエ医師を刺殺。
そして、何者かに導かれるように…？ 自らも高みから身を投げることに…！

ここまで　　　↑