神足のたかんな届く日の記憶 Labyrinth
(こうたりのたかんなとどくひのきおく)
副季語に 笋(たけのこ) 竹の子 たかんな たかうな
竹は孟宗竹・苦竹(まだけ)・淡竹(はちく)・紫竹(くろちく)・大明竹(だいみんちく)・蓬莱竹など
非常に種類が多い。地下茎から生じる若芽が竹の子で、
そのうち一般の食用となるのが孟宗竹・淡竹・苦竹・人面竹などである。
三月上旬にすでに八百屋の店頭に現れ、初夏を過ぎると姿を消すが、
季節の感覚からいって、やはり夏のものであろう。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)