ガール・オン・ザ・トレイン(THE GIRL ON THE TRAIN) 2016 [か行の映画]
イイ女はエミリー・ブラントだけじゃないのよ~ ^^; ウフフッ
人はひとを殺したことを
忘れられるのか?
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ポーラ・ホーキンズの同名ベストセラーを「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「ボーダーライン」の
エミリー・ブラント主演で映画化したミステリー・サスペンス。
離婚の悲しみから立ち直れずにいるアルコール依存症のヒロインが、通勤電車から眺めていた
“理想の夫婦”を襲った衝撃の事件に次第に巻き込まれていくさまをミステリアスに描く。
共演はヘイリー・ベネット、レベッカ・ファーガソン、ジャスティン・セロー、ルーク・エヴァンス。
監督は「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
「ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~」のテイト・テイラー。 (allcinema より)
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冒頭は、通勤電車(?)で車窓を眺める、暗めな表情のエミリー・ブラント ^^;
・・・レイチェルの独白(エミリー・ブラント)
夫から、想像力が過剰だと言われたものだ・・・。
(アーズリー=オン=ハドソン駅に停車している間・・・)
一日に二度 三両目に座れば見ることが出来る ベケット通り15番地の“理想の” 若夫婦・・・
彼女のことはたぶん1年前から気付いていた そして、私の中でだんだんと大事な存在に!
彼女はかつての自分・・・
私は以前、2軒隣の13番地に住んでいた。
(新婚時代の幸せだった自分が二階の窓に見える・・・ が、今は赤ちゃんを抱いた別の女が!(爆))
(トムと離婚して、友人のキャシーの家に転がり込んで・・・)
今では重度のアルコール依存症・・・ (でも、絵を描くことは好きで、いつも描いている)
・・・メガンの独白(ヘイリー・ベネット)
(一瞬、ジェニファー・ローレンスか? なんて思っちゃいましたが・・・ 私だけ~? (・・*)ゞ)
“自己改造の名人” と教師に言われたことがある。
画廊やら何やら、いろいろな職業を転々とし・・・ (時には?)娼婦も?
(スコットと結婚して、主婦の座に納まったが、心は落ち着かない・・・?)
自分を自分だと思えるのは走っている時だけ!
だから、ある男性医師のセラピーを受けている
私がこうなったのは、たぶん17歳の時から・・・
今は隣家のベビーシッターをしているが
それは夫の希望?
夫は子どもを欲しがっている
・・・アナの独白(レベッカ・ファーガソン)
ご近所のメガンが、ベビーシッターとして手伝ってくれるので助かっている・・・
一粒種のイーヴィは無性に可愛い♪
何ですって? 明日から別の仕事をするから来られなくなる?
子育てより大事な仕事なんかないわ!
(そして、気掛かりなのは、度々の無言電話・・・!?)
さて・・・?(ムフフ)
この三人の美しい女性たちが繰り広げる、紛れもない“女性映画” ・・・
ではあるのですが、サスペンスフルな展開に一時も目が離せない! と言った感じです? ^^;
時間軸がふいに遡ったり致しますが、混乱するようなことはなくて・・・
実に巧みな構成だなぁ と感心しきりなのでしたっ ^^;
本を読んでいる感じに近いのかな? と思ったり・・・?(当然原作は未読ですけどね(笑))
この後、アル中女 レイチェルは、車窓からあるものを見てしまいます!
広いバルコニーに出て、電車の音を聴くのが好き というメガンが・・・
その日に限って、夫以外の男性と見るからに親密そうに抱き合っているという “事実” !?
いつも酩酊ぎみのレイチェルは、
“あんたは理想の幸せを壊す気?” と、彼女に対して激しい憤りを覚え・・・!?
妄想の中で、何度もメガンに襲い掛かる! (爆)
・・・っと、気が付けば、血だらけ、泥だらけの姿で自分のベッドに横たわっていた!?( ̄ο ̄;
後日、レイチェルが帰宅すると、キャシー宅にはライリー刑事らが来ていて・・・
メガンが金曜日から姿が見えなくなり、夫のスコットから捜索願が出されたのだと言います。
レイチェルの元夫トムの家に、ベビーシッターとして出入りしていたが、何か知らないか? と・・・。
(刑事役のアリソン・ジャネイの落ち着き振りがサマになっていて、カッコ良かったですね w)
レイチェルは、酔うと記憶が無くなり、“自分に自信が持てなくなる”
・・・この辺りの描き方が、なんとも巧いな~ と思いましたけれども。
後半になりますと、レイチェルも禁酒して!? ^^; 朦朧としていた意識も戻り!
次第に明らかになる事実に・・・ 快哉♪ \(´0`)/
ところでっ
この映画の好きだったところは、女同士の連帯感?(微笑)
三人だけでなく・・・ね?(ニヤリ)
そこには、とんでもな下司野郎の存在が有るわけでございます!?(爆)
終盤の衝撃は、観る人によって様々かと思われまするが・・・?ww
しっかし、
病的なエミリー・ブラントは、狂気を孕んで・・・ 哀れでもあり、ある種のエロスも!? ^q^
揺らぐ演技で、魅せてくれましたね~♪
そして、幸せを絵に描いたような?アナのレベッカ・ファーガソンが醸し出す、美しい “憂鬱”
もぉ~ 堪らないですね~♪
更に、拾い物とも言うべき?ヘイリー・ベネット(メガン)の、哀しく妖しく、美しいシーンの数々・・・
彼女の魅力で保っている と言っても、けっして言い過ぎではないと思われまする。(微笑)
「マグニフィセント・セブン (2016)」の時より 断然Cute♪ ^q^
自由奔放な役柄の方が彼女の魅力が より引き出されて、益々良い感じです♪
いづれも様も、更なるご活躍を! と願って止みませぬ。(^_-)-☆
ところで、レンタルDVDのお楽しみ♪
今回も、特典映像で楽しませて頂きましたけれども・・・
そこでわかったことはっ
エミリー・ブラントの素顔は「プラダを着た悪魔 (2006)」のエミリーに近いかな? ということ・・・。w
あんなにシャキっとした人なのに、今回のレイチェルといい、よくぞ演じたものだなぁ 流石女優!
と思わずにはいられませんでした・・・ とさ。(笑)
ともかく、贅沢なキャスティングに、うっとり♪ な2時間であったことは間違いございませぬ。
(こんな内容なのに? (≧m≦)ぷっ)
女優好きには堪らない映画ですね♪ ^q^ DVD惜しくてなかなか返せませんでした~ (笑)
エミリー・ブラント(レイチェル・ワトソン)
レベッカ・ファーガソン(アナ・(旧姓 ボイド)ワトソン)
ヘイリー・ベネット(メガン・ヒップウェル)
ジャスティン・セロー(トム・ワトソン) レイチェルの元夫 アナの夫
ルーク・エヴァンス(スコット・ヒップウェル) メガンの夫 嫉視深く独占欲が強い!?
アリソン・ジャネイ(ライリー刑事)
エドガー・ラミレス(カマル・アブディック) メガンの主治医 セラピスト? 精神分析医?
リサ・クドロー(マーサ) トムの会社の上司の妻
ローラ・プリポン(キャシー) レイチェルの友人 2年も居候させてくれている
ダーレン・ゴールドスタイン スーツ姿でレイチェルを見ている?男性
原作 ポーラ・ホーキンズ 『ガール・オン・ザ・トレイン』(講談社文庫刊)
音楽 ダニー・エルフマン
監督 テイト・テイラー
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