The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ（THE BEGUILED） 2017

　注目はエル・ファニング!?

ひとりの男、

狂いゆく女たち

ジャンル ドラマ／サスペンス

映倫 PG12

THE BEGUILED  →　 紛らすもの

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「ロスト・イン・トランスレーション」「マリー・アントワネット」のソフィア・コッポラ監督が、
1971年のクリント・イーストウッド主演作「白い肌の異常な夜」の原作となった
トーマス・カリナンの小説を、女性の視点から再映画化したサスペンス・ドラマ。
南北戦争を舞台に、女子だけの寄宿学園に負傷した男性兵士が匿われたことから、
静かに営まれてきた日常がかき乱され、
女たちの秘められた欲望と嫉妬があぶり出されていくさまを描き出す。
出演はニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、コリン・ファレル。（allcinema より）
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「白い肌の異常な夜(1971)」はTV放映された時に何度か？見た記憶が・・・。

クリント・イーストウッドの “色男振り” はあまり覚えていないのですけれども？ ＾ｑ＾
壊疽になるから・・・ とか言う理由で、男の脚を切り落とす！ 行為は、相当の衝撃でしたね。（汗）
女性たちの印象は？ というとっ　これが残念なことに皆無・・・orz

・・・ってことで ＾＾； ソフィア・コッポラ監督の作品ですがっ
ご出演者の顔ぶれによるものかも知れませぬが、上品でサラッとした感触でしたね？＾＾；

ストーリー的には、同じような展開かと思われましたけれど・・・
監督は脚本も手掛けられた ということで、どこか異なる所があるのかも・・・です？ ＾＾；

黒一点！
マクバニー伍長役のコリン・ファレルは、粗野な部分が見え隠れして!? 適役だった かと・・・。ｗ

そして、観る前は、エル・ファニングを楽しみにしていた私めでしたが・・・
教師役のキルステン・ダンストが思いの外、良くて♪ 彼女を見直してしまいましたっ （微笑）
歳を重ねるごとに素敵になってるな～ って感じでしょうか？＾ｑ＾

しかし、やはり何と言っても牽引役は、校長先生のニコール・キッドマン！

気品や貫録は言わずもがな ですが・・・
静かな威圧感？ 穏やかな凄味？  ＾＾；
得も言われぬ “熟女” の佇まいが秀逸と思いました。

オープニング・クレジットは、幻想的な大樹の並木道？
鳥の囀りや、遠雷のような大砲の音が響くなか・・・
細々とした？歌声が聴こえ・・・　やがて画面 上手から少女の後ろ姿が・・・。

３年目に突入した南北戦争が暗い影を落とす1864年のバージニア州の森・・・
鼻歌を歌いながらキノコ狩り中のエイミーは、傍らに傷を負った北軍兵士が居るのに気付く！

手当を！ と思い、彼に肩を貸し、女子寄宿学園へと連れ帰ると・・・
“招かざる敵兵の出現” に、園長のミス・マーサはじめ学園の一同は驚き、戸惑うが
“キリスト教の教えに従い” 回復するまで介抱することに・・・。

“男子禁制の学園で暮らしていた乙女たちは、ワイルドでハンサムなマクバニーに興味津々”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（“” 内 official website より拝借）
さて・・・？

マクバニー伍長が音楽室の長椅子で、ホッと安堵の眠りについている時に
ミス・マーサが一人で、清拭している場面が結構長々とあるのですけれども ＾＾；
彼女の手元を映すだけで、戸惑いやら興奮やら？ 様々な心模様を表現！

紳士ぶっていた!? マクバニー伍長が後半になり、ブチ切れてから、どんどん加速して参りますが
あの激しくも甘美な展開や、その後に続く緊迫のひと時は見応えありましたね～ ＾ｑ＾

２０１７年カンヌ国際映画祭 監督賞受賞だそうです。

ともかく、贅沢なキャスティング、凝りに凝った素敵な衣装・・・etc  好みの作品で満足しました。 ＾＾；

コリン・ファレル（マクバニー伍長）　北軍兵士

ニコール・キッドマン（ミス・マーサ）　マーサ・ファーンズワース女子学園園長

キルステン・ダンスト（エドウィナ）　教師

エル・ファニング（アリシア）

ウーナ・ローレンス（エイミー）

アンガーリー・ライス（ジェーン）

アディソン・リーケ（マリー）

エマ・ハワード（エミリー）

原作　トーマス・カリナン　『ビガイルド　欲望のめざめ』（作品社刊）

監督・脚本・製作　ソフィア・コッポラ

コメント 2

ファニング、素晴らしいですよね。ダコタ姉さんはいまいずこ（笑）。若手では、シアーシャ・ローナンも凄くなってきましたね。一時はどん臭い映画ばかり出てたので、（もう終わったか）と思ってましたが、そんなこと簡単に思ってはいけないと反省しております（笑）。　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2018-03-18 01:57) 

末尾ルコ（アルベール） さん (^_^)ﾉ
エル・ファニングは本当に観る毎に楽しみな女優さんになってきましたね～ ＾＾；
そして、ジェニファー・ローレンスも、シアーシャ・ローナンも、新作がとても楽しみです♪
あ！ “どん臭い映画” 　あ～ あれのことかな？ｗ
確かにRUKOさまのお好みではなかったようですね ｗ
by Labyrinth (2018-03-18 23:56)