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夜に生きる(LIVE BY NIGHT) 2016 [や行の映画]

LIVE BY NIGHT.jpg 何気に豪華なキャスト♪ (^m^)

罪を重ねて、
愛に溺れて、
心を殺して、

警察の息子からギャングへ。アメリカン・ドリームを掴むため男が背負った代償とは――

ジャンル ドラマ/犯罪/サスペンス
映倫 PG12

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警察一家の父親とその息子たちを巡る激動の一大サーガを綴った人気ミステリー作家デニス・ルヘインの
傑作三部作の一編を「ザ・タウン」「アルゴ」のベン・アフレック監督・主演で映画化した犯罪ドラマ。
禁酒法時代を舞台に、警察一家に生まれながら裏社会でのし上がっていく一人の若者の愛と野望の行方を描く。
共演はエル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、
ゾーイ・サルダナ、シエナ・ミラー、クリス・クーパー。    (allcinema より)
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冒頭は、ある男の回想から・・・。
欧州で一兵卒として戦ったが、不条理に感じ、虚しさを覚えて、二度と命令には従うまいと誓う。
帰国してからと言うもの、ジョー・コフリンは真っ当な道を歩むことなく・・・
“夜に生きる” 無法者となった。

この日もイタリア系のチンピラ二人と組んで、アイルランド系ギャングのボスの賭場に侵入し
掛け金を強奪したのは良かったが・・・ すべてバレバレ状態だった!?

禁酒法時代のボストンでは、
アイルランド系のアルバート・ホワイト VS イタリア系のマソ・ペスカトーレ の構図が顕著となり
日々、非情な鎬の削り合い?(勝者の居ない泥仕合) が絶えることはなかった。

ジョーを手引きしたのは、ホワイトの情婦エマ・グールド
二人は以前から恋仲だった。

そんな二人を見咎めた、ジョーの父で警視正のトーマス・コフリンは不快感を露わにし・・・
“未熟者の根拠のない自信は輝いて見える” とジョーに皮肉交じりに言うのだった。

その後、マソ・ペスカトーレに呼びつけられたジョーは、傘下に入るよう言われるのだが
ペスカトーレは、ジョーがホワイトの情婦と通じていることを承知していた。

その上で、ジョーは “人に従うことはもう止めたんだ” と明言し、拒否するのだった・・・。

エマと一緒に高跳びする腹積もりで、その資金作りに、“これが最後” と銀行強盗を働くのだが
心ここに非ず!? のジョーは逃げる時にしくじり!?
派手なカーチェイスの挙句、パトカーを巻き込んでの大事故を起こしてしまう。

それでも、どうにか逃げ延びたジョーだったが、犠牲になった警官たちの数に驚くのだった!?

・・・エマに言われていた “スタトラー・ホテル” へ、時間通り7時に正装で現れたジョー。

エマと落ち合って、裏から逃げる算段だったが・・・!?
ホワイトの罠に落ち、二人ともたちまち風前の灯状態にっ!?

ジョーは手酷く痛め付けられ、拉致される寸前・・・ 父の率いる警官隊が駆け付けた!
命の危険は去ったが、“警官殺し” の報復で、更に滅多打ちにされるのだった!

刑務所の医務室に横たわるジョーに、父はエマがクルマごと川に沈んだ事を伝えた。
ジョーは父の “計らい” で自分の刑期が最短で済んだことを知らずにいたが・・・
結局、父の最期に立ち会うことは出来なかった。

出所したジョーは、ホワイトへの復讐を、ペスカトーレを利用して果たそうと思い立ち、彼の傘下に・・・!

ペスカトーレは、フロリダに手を広げているホワイトを出し抜こうと画策中だった!?
麻薬の密輸とラム酒の密造事業をジョーに任せよう と言うのだが・・・
“ファミリーの仕事が優先だ  私怨は後回しに!” と釘を刺した。

フロリダ、タンパには、右腕として、かつてのチンピラ仲間ディオン・バルトロが呼び寄せられ
ジョーの到着を待つばかりになっていた。

さて・・・?

ラム酒の密造では、地元の顔役スアレス姉弟の協力を仰ぎ・・・
ジョーは姉のグラシエラと惹かれ合い、親密になって行く・・・

ということで、
エマのシエナ・ミラーに代わって、褐色のゾーイ・サルダナが愛の対象になっていくのですが・・・

では、お目当てのエル・ファニングは? 
と申しますとっ これが出番は少ないものの、強烈な印象を残す “お嬢さん” の役でした。

紆余曲折を経て (大幅に省略 (汗))
教会の演壇で話す彼女は一般大衆に受け入れられ、やがて影響力を持つようになり・・・
そのうちに「ギャンブルは良くないもの」 と、ジョーが建設しているカジノに異を唱えるようになるとっ

という感じなのですが、
彗星のように現れ、輝いて・・・ と、ここでもNice♪な存在感の彼女でしたっ ^q^

存在感と言えば・・・
シエナ・ミラーですが・・・ ポリポリ (・・*)ゞ
相変わらず私めは、彼女のことがわかっておりませんでした・・・ orz
勝手に、エマを演じているのはジェニファー・ジェイソン・リーかな? と・・・ (汗)
まあ、お化粧でそう見えてしまったので、仕方ないのですけれどもっ (ホントか?(▼_▼メ))

シエナ・ミラー ギャングのボスの “女” を、情感豊かに演じて見惚れてしまったくらいなのに・・・
真に失礼な事で、申し訳なく思いまする。 (^人^;

最後になってしまいましたけれど w
ベン・アフレックは、ギャングにしても “駆出し” 感が自然に出ていて巧いな と思いましたね。
警察官の息子という、素人っぽさ と言うのでしょうか?
成り切れてない感じが、むしろリアルさを感じさせていたように思います。

ともかく波瀾万丈な男の人生を描くものなので、どうかな?と危惧致しましたが!? (爆)
良い流れで、分かり易くて、最後まで楽しむことが出来ました。

ベン・アフレック(ジョー・コフリン)
エル・ファニング(ロレッタ・フィギス) フィギス本部長の愛娘
ブレンダン・グリーソン(トーマス・コフリン) ジョーの父 警視正
クリス・メッシーナ(ディオン・バルトロ) ジョーの相棒
シエナ・ミラー(エマ・グールド) ホワイトの情婦 ジョーの恋人
ゾーイ・サルダナ(グラシエラ・スアレス) フロリダ・タンパの顔役の姉
クリス・クーパー(アーヴィング・フィギス本部長)
レモ・ジローネ(マソ・ペスカトーレ)
ロバート・グレニスター(アルバート・ホワイト)
ミゲル・J・ピメンテル(エステバン・スアレス) フロリダ・タンパの顔役

原作 デニス・ルヘイン 『夜に生きる』(早川書房刊)

監督・脚本・製作 ベン・アフレック 

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