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若草物語(LITTLE WOMEN) 1994 [わ行の映画]

若草物語1994.jpg ウィノナ・ライダーのジョーもNice♪ ( ´艸`)

時間 118分

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いわずと知れた名作「若草物語」を映画化。
戦地に赴いた父が不在のマーチ家で、母のもとで暮らす四人の姉妹。
物語は彼女達のときめき、戸惑い、夢に生きる毎日、そしてやがてそれぞれの人生に
翻弄されてゆく姿を、叙情的に、かつ新鮮に描いてゆく。
古典的な作品といった感じはなく、新鮮で、素直に感動できる傑作である。
特に、W・ライダー、T・アルヴァラードが素晴らしい!
「キリング・ゾーイ」で個性的な狂気の演技をしていたエリック・ストルツが
脇で好青年を演じているのも見どころ。         (allcinema より)
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ジリアン・アームストロング監督作品は・・・ キャストに惹かれて…? w
「オスカーとルシンダ(1997)」を、借りて観た記憶があるのですが、記事はナシ…! orz

本作も同じく? “渋めゴージャス” なキャストに惹かれての鑑賞でございます。w

オープニングクレジットは、何ともお洒落で、格調高い雰囲気…!? 
音楽も何気にクラシカル…? 落ち着いた感じが素敵でした♪ 

ストーリーは、奇を衒わず、原作に沿っての流れになっているのでは…? と…
原作未読の私めですが、勝手にそう思って納得してしまいましたが… (汗)   
きめ細かな心理描写に感服…!? ( ´艸`)

やはり、一番の見所は、主役のジョー♪
より線の細い?ジョーでしたけれど…? (汗)
演じた ウィノナ・ライダーの醸し出す雰囲気が、自然でとても良い感じでした♪
(「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)」のシアーシャ・ローナンもNice♪)

様々な出来事を経験しながらの、着実な歩みが見て取れて…!? 
しっかりと、ホンモノの作家に成長…! (という流れが心地よく感じられました…!?)

“一生はみ出し者だわ” と思い込んでいたジョーも大人になり・・・
終盤には、生活者としての彼女もさりげなく描かれます。  

しかし、前半は…
エイミー役の (まだおチビの) キルステン・ダンストに食われ気味な面もありましたね…!?
ま、それは、他の姉妹役の女優さんも皆同じことですが…! w

キルステン・ダンストの、活力? “子供らしさ” “おませ加減” には誰も勝てやしません。(笑)
成長したエイミーを演じた サマンサ・マシスとの連携?も、違和感なく上手く行ったのでは…!?  

ところでっ
長女メグを演じた トリニ・アルヴァラード は、お初の女優さん と思いましたが…?
清楚な美しさで、魅せてくれましたね♪

ローリーと一緒の、社交界デビューパーティーでの “ドレス” の一件とか
ローリーの家庭教師ジョンとの恋の行方…? 
特に熱い口づけのシーンは、その激しさ故!? 強く印象に残りました。(汗)

また、マーチ家の “哀しみ代表” のようなベス役の クレア・デインズですが・・・
これがデビュー作だったのかな? f^_^;

彼女の控えめな印象は、ベスにピッタリな感じが致しましたが・・・
お隣のローレンス氏との交流は案外あっさりめで…? そこは少々ガッカリ感が…?(汗)

また・・・
“目玉” の? ピアノのプレゼントのシーンは、大勢で賑やかなものとなり…!?
私的には、かえって “拍子抜け” の感アリでした…。 (汗)
(こうなると、原作がとても気になってきますね?   …でも、読みません。( ´艸`))

べスの身体が徐々に弱って…  とうとうお迎えがっ というシーンは、とても “抒情的” …!? 
静かで美しい情景に、思わず目頭が熱くなってしまいました…! (/_;)

まあ、何はともあれ… 
陰の功労者? まとめ役と言えばっ やはり、スーザン・サランドンですね♪
四姉妹の母親としての存在感と、ほっそりスマートなカッコ良さが何とも素敵♪
しっくりとくる感じが 流石♪ と思ったり…。(^_-)-☆

ローリー役の クリスチャン・ベイルは、例の “美少年(って誰?)” に負けず劣らず!? 
板についた “おぼっちゃま” 振りと、“ワル” な感じが混在し…? 魅惑的に映りました♪ 

最後になってしまいましたが… 
外せないのは、何と言ってもベア教授の存在ですね。
ガブリエル・バーン は… 初見では、老け過ぎ? なんて思ってしまいましたが… (爆)
(当時は40代? 原作の設定もそんなものなのでしょうか?)

押さえめな演技で “異邦人” をさりげなく・・・ というのが好ましく思えました。(汗)

ニューヨークの、カーク夫人の下宿屋の自室で、ジョーと親交を深めるシーンでは・・・

ジョーの両親がある特殊な団体に所属しているという話から “先験哲学” と言い当て…!
「ドイツ・ロマン派の哲学です」更に 「一昔前に流行を…」と付け加えたものですから
ジョーは恥ずかし気に…? 「我が家では今でも・・・」f^_^; ポリポリ

その時、ジョーはベアが淹れてくれた珈琲を飲むのですけれども・・・

戦時下の貧しい暮らしが続き… 珈琲など飲んだことがなく、お作法も知らず…?
ベアのするとおりにして一口 ゴックン うぅ 苦い~ (>_<)
 
でも、そこをグッと堪えて、無理やり “お澄まし顔” でやり過ごすジョー…!? (微笑)

ウィノナ・ライダーの持てる魅力を余すところなく映し出している作品となっていたと思いまする。

まあ、色々と好みもあるでしょうが…?(爆)
見比べてみると本当に個性も特徴も出て… 興味深いものですね。
いずれも、甲乙付け難し…♪ ( ´艸`) フフフ

チャプター(参考までに… って、とても長いです!(汗))
1. 全編再生
2. オープニング
3. クリスマスの季節
4. マサチューセッツ州コンコード
5. クリスマス・イブ
6. 奇跡の料理
7. マーチ家通信
8. パーティーの準備
9. ジョーとローリー
10. ダンスのパートナー
11. 雪遊び
12. 学校での流行
13. 朗読
14. デイビス先生への手紙
15. ジョーの夢
16. 女性は永遠の謎
17. 演劇クラブ
18. 連れてって!
19. 消えた原稿
20. アイス・スケート
21. メグの手紙
22. 手作りのドレス
23. 舞踏会
24. 噂
25. 僕は変わらないよ
26. 病院からの電報
27. ハメル一家
28. ベスの異常
29. 手遅れです
30. クリスマス・プレゼント
31. 父の帰宅
32. それから4年後
33. ローリーのプロポーズ
34. 自分を解き放って
35. 大都会ニューヨーク
36. 持ち込み
37. 貧しい家庭教師
38. 女性参政権
39. うれしい知らせ
40. オペラ鑑賞
41. フランスでの再会
42. 執筆活動
43. あなたは変わったわ
44. 率直な意見
45. 電報
46. ベスとの別れ
47. 家族はバラバラに
48. ローリーへの手紙
49. ベスのトランク
50. 現実への人生
51. 新しい生命
52. ローリーの妻
53. 寂しい家
54. ベアのプロポーズ
55. エンドクレジット

ウィノナ・ライダー(ジョー・マーチ) マーチ家の次女
ガブリエル・バーン(フリードリヒ “フリードリック”・ベア) ドイツ人の元教授 家庭教師
トリニ・アルヴァラード(メグ・マーチ) マーチ家の長女
サマンサ・マシス(エイミー・マーチ(16歳時)) マーチ家の四女
キルステン・ダンスト(エイミー・マーチ(12歳時)) マーチ家の四女(幼少期)
クレア・デインズ(ベス・マーチ) マーチ家の三女
クリスチャン・ベイル(“ローリー” セオドア・ローレンス) ローレンス氏の孫
エリック・ストルツ(ジョン・ブルック) ローリーの家庭教師
ジョン・ネヴィル(ミスター・ローレンス) 
メアリー・ウィックス(マーチおばさん)
スーザン・サランドン(ミセス・アビゲイル・マーチ) 四姉妹の母親

監督 ジリアン・アームストロング

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末尾ルコ(アルベール)

トリニ・アルヴァラードって、一瞬好きだったんですわ。
4姉妹では当時はウィノナ・ライダーが飛び抜けたスターでしたが、現在まで出はダンストが最もいいキャリアを築きましたね。
それにしてもクリスチャン・ベイルも出てたんですね~。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-09-18 03:22) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
“トリニ・アルヴァラード” は正統派の美女♪ ( ´艸`) ホント素敵でした♪
しかし、子役さんの成長程楽しみな事はありませんね~ 映画ってまじNice~♪
クリスチャン・ベイルにしても… あの子がねぇ…! って思っちゃいますわ♪ (笑)
by Labyrinth (2020-09-18 20:33)