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これが私の肉体(CECI EST MON CORPS/THIS IS MY BODY[米]) 2001 《未公開》 [か行の映画]

これが私の肉体.jpg ジェーン・バーキンというより メラニー・ロラン?( ´艸`)

(二十歳)は残酷な予感 ───

ジャンル ドラマ
製作国 フランス/ポルトガル
時間  87分
劇場未公開

ceci est mon corps → これは私の体です (直訳) エロい意味はございませぬ。(汗) 多分…?

因みに ↑ の美しい肉体は メラニー・ロランとルイ・ガレルですけれど…。

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注目の若手俳優、ルイ・ガレルとカリスマ女優、ジェーン・バーキンが
共演したエロティックサスペンス。
パリの名門商業校に通うアントワーヌは、
大会社を経営する父親の望むまま生きることに疑問を感じていた。
そんな折、街で映画出演にスカウトされ…。 (TSUTAYA DISCAS より)
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いきなりでナンですが…  f^_^;
主演のルイ・ガレルって、世間様はハンサムな部類に入れているようですけれど…?
私的には、超苦手なお顔です。キッパリ。 (ロバート・パティンソンも然り…?(汗))

なのに、ご出演作は幾つも見ていて…! (≧m≦)ぷっ
今回も、脂の乗ったであろう?ジェーン・バーキン見たさに選んだら、彼が主役でした。
(それでもデビュー直後くらいの彼は、思ったほど癖がなく? 美しいと思える瞬間が…!? ホントカナ?w)

そして…
これは素晴らしいオマケだ♪  と思ったのが、メラニー・ロランの瑞々しい裸身♪
(細身でしなやか…! 大胆素敵♪ (^_-)-☆)

更に…?
初めは気付かなかったのですが、クレジット見て…  あ~ あの おばぁちゃん アニー・ジラルド!?
…と、何だか色々と嬉しいオマケ付きで、それだけでも充分観て良かったと思える私めでございます。

冒頭は、ダンススタジオにて、レッスン前の準備運動(?) 風景・・・ (荘重な音楽が流れる…)
(ゲイ風な?)一人の男性の、意味深な?寝姿の上半身up(着衣です) がしばらく続く。

タイトルコール

“ホライゾン フィルム” というオフィスに、一人の青年(ルイ・ガレル)が訪れる。
「ピッタリだ と、スカウトされて…」と言う青年に、忙しそうな事務員は “けんもほろろ” !?

・・・一方、ダンススタジオではレッスンが本格的に…!
クララ(メラニー・ロラン)は、坊主頭のパートナーと激し目な動きをこなしていく…!?

そこへ現れたのが、先程の青年アントワーヌ・・・
「祖母の誕生日なので今日は行けない」とクララに伝えると…
ダンスを手直しされて気分を害していたクララは、猶更 不機嫌になり、喧嘩別れに…!?

・・・祖母(アニー・ジラルド)の誕生日は家族が揃って祝った…。

まだら呆け?状態の祖母は上機嫌だったが・・・
彼女には、孫息子?のピエールがすでにこの世に亡い事が受け入れられず…?
家族の丁寧な説明にも耳を貸すことなく… 場の雰囲気を壊して、不興を買うことに…!?

そこへジューブという男から電話があり、アントワーヌは明日 “面接” だと知らさせる。

当日… 
“受け” は良かったものの…  学生と主役の両立は無理だろう と言われてしまう。

するとアントワーヌは、「学校は止めるつもりで居ます」と言うのだった。
「ご家族は何と言ってる…?」と訊かれると「僕の問題だ」と言い切るアントワーヌ…。

直後、電話で呼ばれ…! 監督のルイーズ・ヴェルネ(ジェーン・バーキン)がやって来た…。

お初のアントワーヌは、ド緊張の “御目通り” となったが・・・
ルイーズは一目で彼を気にいったようで…?  “スクリーンテスト” も月曜に決まった。

・・・仲直りしたクララとアントワーヌ
(いつものように?)一戦交えた後… 
“汗だくなのは楽しんでない証拠” と、クララが指摘する。

そして…
「家族に紹介して欲しい 会いたいわ きっと気に入ってくれるはず…」とも。

それに対するアントワーヌの態度は、煮え切らない…?

・・・ある日、アントワーヌは家族と教会へ…!

白い服の神父が言う・・・

「最後の夜 イエスはパンに祈りをささげました
 そして弟子たちに与え こう言いました
 “このパンを食べなさい これは私の体です” (CECI EST MON CORPS セシエモンカ~)」

「食事が終わるとイエスは杯を手にし  感謝の祈りをささげました
 そして弟子たちに言いました
 “この杯から飲みなさい” 
 “すべての罪が許されるよう――”
 “流される私の血 永遠に続く契約の血です”
 “記念として これを続けなさい”」

・・・祖母が亡くなってから、しばらくして… 
父はアントワーヌに “(空き部屋を)勉強部屋として使って欲しい” と言い出すのだった。
「母さんのためだと思って 使ってくれ」

アントワーヌは「いらない」と、にべもない。

その後、父は唐突に…?
「同じ過ちはしない… 会話は少なくても お前の事は信頼してる」と独り言つ…?

アントワーヌは意外に素直に…?「僕もさ」

そして父は「32人だった社員が2000人を越えた… 会社は成長し いつかお前が継ぐ」と。
(この会話から… 亡くなったピエールは兄で… 家出中に死亡したもの と推察されます?)

・・・スクリーンテストを受けたアントワーヌ。

採用がほぼ決まり… 
身の振り方を家族に伝えようと、レストランで母と会って話し始めるのだが・・・

“自ら望んで進学したビジネススクールをやめるなんて…!” と最初から猛反対の母は
ガールフレンドのクララとの付き合いにまで否定的な事を言いだすのだった。

そんな或る深夜に… アントワーヌはルイーズ・ヴェルネ監督に呼び出される。

教えられた住所に行って見ると、そこはモダンな造りのスタイリッシュな住まいだったが…
「いい部屋だね」と言うと「人の家よ」とルイーズは素っ気ない…!?

アントワーヌは、契約直前に自死した という “主演候補者” ルカ・フェランの写真を見せられる。

「50人以上から選んだ… 一目惚れよ」と言うルイーズに
「僕と似てる?」と聞くと「いいえ」と即座に返されるのだが・・・

その後、二人は “台本” のことで揉めて…!? 気まずい感じの別れ方をしてしまう…。

さて・・・?

亡くなったルカの面影を引き摺っている自分を、どうにか前進させたいルイーズと
引かれたレールの上を走りたくはないが、さりとて何がしたいのか判然とせぬ?アントワーヌ…
また、アントワーヌを愛しながらも、彼の心を掴めなくて不安感を拭えないクララ…!?

それぞれキャラが立っていて…!
台詞回しも “トゲトゲ” 感がアリ…!? 気を抜けない感じなのですが… また そこが面白い♪

“家” 以外で会いたかった というルイーズに呼び出されたアントワーヌは、ようやく台本を渡される。
本を読んでから出演を決めて! というルイーズは、あくまで学生の身の彼を案じている様子が…??

アントワーヌは契約書にサインしてから、クララに伝えるのですけれどっ
彼女は “向いてない” と即答…!
何故相談してくれなかったのか と、アントワーヌを責めます。

その後、クラブで待つルイーズと(“ゲイ” の設定という相手役)男優フレデリクの前で・・・
真直ぐなクララと、何とか取り繕おうとするアントワーヌは痴話喧嘩のような態に…!?

(大人な)ルイーズは「クラブは苦手」と言い残して、一人でさっさと帰ってしまうのですが・・・

それを受けて… クララが言うには…
「素敵な人ね… 何となくだけど…  ゲイにハマりそうな人」と。

(おぉ~ 意味深なお言葉♪ ( ´艸`) 「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975)」ですわ~ w)

やがて、(アントワーヌが)気が付けば・・・
飲み物を取りに中座した男優フレデリクとクララは、人目も気にせずダンスに興じていた…!?

二度目の、さて・・・? (汗)

・・・紆余曲折がありまして・・・(省きたくはなかったですが、長くなりそうなので…!w)

「2年間 女性と寝てた… 良かったわ でもある時違うと思った」
「何が好きなのか分からないから 映画を撮るのかも…?」

…と言うルイーズに身を任せ乍ら…?
ホテルの一室で、アントワーヌは自分が “ルカ” の “代用品” であることをつくづく思い知らされる。
(この後の展開は内緒…!(ウ^_^ソ)  アントワーヌはハッキリと拒否します)

この時の ジェーン・バーキンの ノンシャランな風情に・・・
“威圧感の無い大物ぶり” を感じる私めでした。w

この後は、冒頭で熱心にレッスンに励んていた コンテンポラリーダンスの本番風景となります。
クララと坊主頭のパートナー(女性)の、熱を帯びたステージは・・・
短い中にも、斬新さと迫力が感じられ、圧巻でした…!?

楽屋見舞いに訪れたアントワーヌは、自分が “その他大勢” の一人に過ぎない事を思い知る。
・・・って、寂し気な幕切れには少々驚かされましたがっ (苦笑)

まあ、日頃はあまり気にしてない? ルイ・ガレルの静かなる “熱演” を知る事にもなり…
導いてくれた ジェーン・バーキンに感謝なのです♪ (^人^)

ん? 一番輝いて見えたのは メラニー・ロランでしたけれどね。( ´艸`)

キャプチャー(参考までに)
1.オープニング
2.食卓
3.面接
4.父と息子
5.死んだ候補者
6.相談
7.すれ違い
8.家出
9.いら立ち
10.製作中止
11.告白
12.エンディング

ルイ・ガレル(アントワーヌ) 有名なビジネススクールの学生
ジェーン・バーキン(ルイーズ・ヴェルネ) 映画監督
エリザベート・ドパルデュー(クリスチャーヌ) アントワーヌの母
メラニー・ロラン(クララ) ダンサー志望 アントワーヌの恋人!?
ディディエ・ベザシュ(ジョエル) “ルカ・フェラン” の “愛人” 編集者?
アニー・ジラルド アントワーヌの祖母
ディディエ・フラマン(ガブリエル) アントワーヌの父 大会社の社長さん

監督・脚本 ロドルフ・マルコーニ

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