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ディア・エヴァン・ハンセン(DEAR EVAN HANSEN)  2021 [た行の映画]

ディア・エヴァン・ハンセン.jpg ベテラン二女優の競演♪ ( ´艸`)

思いやりでついた嘘。
そして、たどりついた本当。

ジャンル ミュージカル/ドラマ/青春
製作国 アメリカ
時間  138分

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「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」の音楽チームが楽曲を手掛けた
大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを「ワンダー 君は太陽」の
スティーヴン・チョボスキー監督が映画化。
自殺した同級生の両親に親友と勘違いされた孤独な高校生が、
彼らを悲しませないようにとついた嘘に振り回されながらも、
やがて本当に大切なことに気づいていく葛藤の青春模様を描く。
主演はブロードウェイ版でも主人公を演じたベン・プラット。
共演にケイトリン・デヴァー、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア。(allcinema より)
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封切り当時は評判も良さそうで? 観に行こう… と思いつつ、何故か土壇場で二の足を踏んだ作品…。
レンタルでも良いか と思ってから… 満を持しての鑑賞なのでしたが… (汗)
う~むむむ (¬、¬; 最初から辛口になっちゃいそうです…?(苦笑)

「ラ・ラ・ランド(2016)」は歌も内容も好きな作品でしたが、今回の楽曲はどうでしょう…?(汗)
まあ、馴染みが無い というのもあるかもしれませぬが、これは…! というのが無かったような…?(爆)

肝心要の…! 主役のベン・プラットは? と申しますとっ 
「ピッチ・パーフェクト」シリーズにご出演とありますが、私めの記憶にあるわけもなく…!? (苦笑) 

今回、DVD特典のインタビュー映像では・・・ 
成長したのか? (^^; 少し “まし” に見えましたけれどっ  ( って (>_<) オイオイ…)
本編での彼は、冴えない役処も手伝ってか? 魅力の “みの字” も感じられない “主演俳優” でした。
(“そーゆー子” を体現していたのですから、むしろ褒めないといけないのでしょうけれど…?(苦笑))

ってことで、私的には…?
終始、ときめかない楽曲をヘンテコな声で聴かされる “責め苦のような” 138分…? ということに。(爆)
(流石にこれは言い過ぎか…? とは思いますが… f^_^; 正直な気持ちなので…? (汗))

お若い世代は、別の視点から捉え…!? 
主人公のエヴァンの心情に、ご自分を重ねて… 共感される方も多かったのかも? ですけれど…。
(確かに… “一人じゃないよ” 的なメッセージは折に触れて発信され… 強く伝わって参りました…!?)

“ブロードウェイで初めてSNSを題材に扱い、これまでにない構成を取り入れたミュージカル”
                          (official website より一部転載)

という事だけが大勢に支持された理由でもないでしょうが…!?
私にはピンと来なかったかな…? という所でございます。(大汗)

ところで…
スティーヴン・チョボスキー監督ですが・・・
脚本を手掛けられた「RENT/レント(2005)」「美女と野獣(2017)」も観ていますが… 
ウォールフラワー(2012)」「ワンダー 君は太陽(2017)」は、それぞれしっかりと拝見…!
自分の記事では、結構熱く語ったりしていますので…!? (汗) 好みなのかもしれませんね…?w

前置きを長々と…  <(_ _)> 大変失礼致しました。 

冒頭…
“Dear Evan Hansen” という書き出しで、自分に宛てたメッセージをPCに打ち込むエヴァン。
(左手首にギブス… そして、部屋には、いくつかのクスリのボトルが…!? (¬、¬;)

改めて記す事で、自己評価を高めよう…! という、シャーマン医師のセラピーの一環だった…。

エヴァンは、5歳の時に父が出て行ってから、母のハイディ(ジュリアン・ムーア)と二人暮らし…。
母は、看護師として働き、エヴァンをどうにか進学させたいと、忙しい日々を送っている。

母のハイディは出掛けに、エヴァンにフェルトペンを差し出して…
「ギブスにサインしてもらったら…? 友達作りの切っ掛けになるんじゃない…?」と。
エヴァンは素直にペンを受け取った。

エヴァンは、明るく活気のある学校の “喧騒” の中で、孤独感を噛み締める…!?

エヴァンは、唯一の友だちと思っているジャレッドと二人で、体育館の音響係を務めていた。

“親同士が友人関係なだけ” と言う?ジャレッドは・・・
「君の気になるゾーイが居るよ」とエヴァンを冷やかす…!?

エヴァンは、焦って…!? 多弁となり… アレコレ言い訳をしたりするが・・・
ジャレッドは、どうでもいい と言わんばかりに? 無視を決め込むのだった…?

体育館では、アラナという黒人少女が元気良く司会を務めて、場を盛り上げていた。

エヴァンはジャレッドに… ギブスにサインしてくれるよう頼んでみるが、アッサリ断られる。

エヴァンは、ロッカーの所で・・・
ゾーイの兄のコナー(コルトン・ライアン)が心無い言葉でからかわれているのに気付いた…!?

見てしまった事を済まない気持ちで居たのだが、コナーはそれを “笑われた” と勘違い…!?
いきなり、エヴァンに怒鳴り散らして去って行く…!

近くに居たらしい? ゾーイ(ケイトリン・デヴァー)は、怯えているエヴァンに話し掛けてくる。

「エヴァンでしょ? 兄のコナーがごめんね… サイコなのよ 私はゾーイ」と握手を求めるのだが…
エヴァンは、しどろもどろになり…!? 居たたまれずに、その場から逃げてしまう。

ある日・・・
視聴覚室?でPCに向かい… いつものように自分宛ての手紙を書くエヴァン…。
それは「・・・僕が明日いなくなったとして誰が気付く?」と遺書めいたものになった…!?

するとっ 
斜向かいに座っていたコナーが、ふいに話し掛けて来た…!
吃驚したエヴァンは、慌てて印刷ボタンを押してしまう…!?  (¬、¬;

早く隠さなくちゃ と、プリンターの列に並んだエヴァンだったが・・・
コナーが付いてきて、ギブスにサインしてやろう! と、勝手に「CONNOR」と大書き…!?

エヴァンがドギマギしている内に… 
プリントされたものはコナーの手に渡り、読まれてしまった…!

手紙の中の “ゾーイ” の文字に強く反応したコナーは、怒りなのか? からかいなのか…?
何やら早口でまくし立てた後、それを折りたたんで持ち去ってしまうのだった。

後日・・・
エヴァンは校長室に呼び出される。
行ってみると、そこにはコナーの両親が居て・・・ 昨日コナーが亡くなった と言うのだった。

そして、折りたたんだ手紙を示し…!
「コナーにお友達が居たなんて…」と、母のシンシア(エイミー・アダムス) が嬉しそうに…!

エヴァンが慌てて事情を説明しようとした時・・・
袖からのぞいたギブスの “文字” に気付いたシンシアは、「親友だったのね」と得心…!?

その後、食事に呼ばれたエヴァンは・・・
ゾーイ、義父のラリー、そしてシンシアに囲まれて、コナーとの思い出話を請われた時に…?
つい、マーフィー家の “思い出” に乗っかって…! 有らぬ事を口走ってしまう…!?(¬、¬;

さて・・・?

悪意はなくとも嘘は嘘…!
ナイーヴなエヴァンの心の重荷となっていったのは必定かと…?

周りから…? 一時は “美談” 的に持ち上げられても・・・
辻褄の合わぬ点を指摘されたりして…!?  更に、嘘や “誤魔化し” を重ねる? エヴァン。

決定的だったのは・・・
アラナが亡きコナーの為に “思い出の果樹園” を残そう!と立ち上げたクラウドファンディング…!?

最初は良かったが、予定の期日を前にして達成できそうもない と、アラナがエヴァンに訴えた時…
エヴァンは、家族しか知らない例の手紙をアラナに送り、「誰にも見せないで」と釘をさす…。

ところが、アラナは “カンフル剤” となると思ったのか…? そのまま SNSに上げてしまいます。
SNSの反応は、皮肉にも… 「裕福なのに募金かい?」という結果に…!? ( ̄ο ̄;

マーフィー家の人々は、たちまちバッシングの対象となり…!?
良い感じになっていたエヴァンとゾーイとの仲も、振出しに戻ってしまうことに…?

エヴァンは居たたまれず、マーフィー家を訪ね… 謝罪すると共に、真実を伝えますが・・・
後日、ゾーイが・・・
「また息子を失いたくない…! とママが言ってる」と、“真実” は伏された状態のままに…。

・・・心苦しく思ったエヴァンは覚悟を決める…!

早速、端的な表現の “告白動画” を自撮りして、SNSに上げます。

そして、改めて、自分がコナーについて全く知らなかったことに気付き…!?
卒業アルバムを取り出して・・・
彼の考えていたことや、生きた証? 等々を手繰り寄せることに…!

まずは、彼の “愛読書” を読み尽くし…! 
ネット検索で、コナーに繋がる人を探し始める。

すると、『Sunny Glen Recovery Center』に辿り着く…!?

そこで、ある人にメールしたところ・・・
「コナーのパーソナリティーは知らないけど… Derek Reynolds に訊いてみたら?」と返信が…!

・・・とうとう、コナーを良く知るデレクと連絡が取れました。
「Connor and I were in recovery together. I hope this helps・・・(施設仲間だった…  デレク)」

添付ファイルがありました。
(添付 MP4 “with Connor Murphy and 13 others.”) 

エヴァンは、USBメモリーにコピーして “関係者各位” に送ります。
 
受け取ってそれを観た人は、それぞれに思うことが有り…!? 様々な反応が描かれまして・・・
ともあれ めでたし…? (;^_^A

(何が映っていたのかは伏せますが… この後「コナー・マーフィー記念果樹園」が出て幕となります)

気に染まないので “辛口” ですよ… 的な事を言いながら長文になってしまいましたわ…  ポリポリ。

最後になりましたが・・・
ジュリアン・ムーア & エイミー・アダムス の熱演 or 熱唱は 只々有難い気がして…!? ( ´艸`)
やはり観て良かったな と思いました。

(思うに? テーマが重めなのでミュージカルにしてみたのかも…?  如何でしょう? w)

ベン・プラット(エヴァン・ハンセン) 高校生
ケイトリン・デヴァー(ゾーイ・マーフィー) 兄のコナーとの間に葛藤が…?
ジュリアン・ムーア(ハイディ・ハンセン) エヴァンの母 看護師
エイミー・アダムス(シンシア・マーフィー) ゾーイとコナーの母 有閑マダム!?
アマンドラ・ステンバーグ(アラナ) 活動的な優等生 実は…?
ニック・ドダーニ(ジャレッド) エヴァンの唯一の友…?
コルトン・ライアン(コナー・マーフィー) ゾーイの兄 
ダニー・ピノ(ラリー・マーフィー) ゾーイの義父 シンシアの再婚相手

監督 スティーヴン・チョボスキー

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お散歩爺

悪意はなくとも嘘は嘘,じゃ~どんな嘘なのか?。
面白そうなので映画が見たいです。
by お散歩爺 (2022-05-20 17:22) 

Labyrinth

お散歩爺 さん (^_^)ノ
お散歩爺さまが、今時の歌唱法に違和感を抱かずにお楽しみ頂けると良いですね♪
ストーリーは、なかなか考えさせられる所もあり、興味深かったです。
私的には、歌が下手でも「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングの方が良いや と思ってしまいますが…。w
by Labyrinth (2022-05-20 19:25) 

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