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ホワイト・プレジデント 敏腕経営コンサルタント(SPOTSWOOD /THE EFFICIENCY EXPERT[米]) 1991 [は行の映画]

ホワイトプレジデント.jpg トニ・コレットのデビュー作です… ( ´艸`)

ジャンル ドラマ/コメディ
製作国 オーストラリア
時間  97分

因みに、日本での別題 『スポッツウッド・クラブ』(旧ソフト題) 劇場未公開

原題の「SPOTSWOOD」は地名ですが・・・ (わかり難い事はわかり難いですね? (汗))

米国でのタイトル
THE EFFICIENCY EXPERT → 効率の専門家(直訳) ( ´艸`)  “経営コンサルタント”

邦題は謎でしたね…!?
white president → 白人大統領(直訳)  (;^_^A なんじゃこりゃ? ですね w
“ホワイト企業の長” くらいの意味なのでしょうかね? w

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アンソニー・ホプキンス、ラッセル・クロウ共演によるヒューマンコメディ。
合理性重視の経営コンサルタント・ウォレスが、
小さいながらも人間味のある工場経営を目指すオーナーらとのやり取りを経て、
人としての優しさを取り戻していく姿を描く。     (TSUTAYA DISCAS より)
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トニ・コレットが出ていなければ、恐らく観ることのなかった作品…。 (汗)

トニ・コレット…  どんなに可愛いのかな? と思いましたら…? (当時は19歳)
“垢抜けしてないなぁ” というのが第一印象…!? しかし、よく見れば、やはり美形でしたね♪ (^_-)-☆
しかも、チョイ役等ではなくて、なかなか良いポジションの Niceな役柄…!(知的な行動派?)
彼女の特徴?とも言える?(勝手に言ってますが… w) “表情芸(?)” も観る事ができましたっ

主役は、まだお若く見えるアンソニー・ホプキンス…。(50代?)
私めは、「日の名残り(1993)」のような? ナイーヴで、少し屈折した感じの役の彼が好きでしたが…
そんなことを、ちょっと思い出してしまいました… 似たような人物 ということではなく、雰囲気?

そして、落ち着きのない…!? 青年ケアリー役にベン・メンデルソーン (この時なんと18歳 w)
私めは、ちょい悪のオジサマ役の印象しかなかったので、とても新鮮で…! 見直してしまいましたっ w

冒頭…
“激動の時代だった この危うい時を取り仕切って行った人物が
 エロール・ウォレス と ジェリー・フィン 経営コンサルタントだ”

…というような断り書きが…。 (コメディなのに…? ( ´艸`))

‎1960年代のメルボルン
“経営コンサルタント” のエロール・ウォレス(‎‎アンソニーホプキンス‎‎)とジェリー・フィンは…
今、手掛けている自動車部品メーカーのダーマック社の取締役会に出席して、事情説明を…。

・・・「次のクライアントは スポッツウッドの “モカシン” だ」と言葉を交わす二人…
ウォレスは秘書に… “Mr.ボール” にアポイントを取ってくれたかどうかを確認する。

‎メルボルン郊外… 
スポッツウッドにある “ボール社” のモカシン(靴)工場・・・

従業員ケアリー(ベン・メンデルソーン)は、同僚のウェンディ(トニ・コレット)と…
自転車で競争しながら、楽し気に出社する!? (そんな ユル~い雰囲気の職場…? ( ´艸`))

・・・ウォレスは、“ボール社” を訪れ、社長に面会…。
ボール氏(‎‎アルウィン・カーツ‎‎)は、高齢だが? 穏やかで人当たりが良く…  見るからに好人物だった。

話もそこそこに?秘書に命じてお茶と妻の手作りクッキーで、ウォレスを “お持て成し” !? w
いつものように、ビジネスライクに進めていこうとしたウォレスは、初っ端から面喰う事に…?(苦笑)

社長に呼ばれてやって来たベテランらしい従業員のロバート(ブルーノ・ローレンス)は…
大まかな解説を付けながら?ウォレスを案内して、工場内をくまなく回る…。

薄汚れた感じの仕事場… (男二人が仕事の合間に、腕を絡めて踊っていたりする…!? (´0`))
年季の入った機械類… (…をそっちのけで “ミニチュアカー” 談義に熱中する男たち…)
そして何より、全体的に仕事に覇気の感じられない(?)従業員たち…  だった…!?
(ロバートはさりげなく “職人技” をアピール…! その点では嘘偽りは無かったが… (汗))

そんな中、ウォレスは・・・
ロバートの息子であるケアリーに白羽の矢を立て、助手に任命する…!
(それまで配属先が決まらずにいたらしい? 彼を、 バカが付く (?) 正直者と見抜いた…? w)

同じ頃、社長の末娘のシェリルが入社し、初仕事としてウォレスの下で働くことになる…。

ピンクのミニ姿のシェリルは “掃き溜めに鶴” 的存在だった!? ( ´艸`)
(演じた女優が ど~もイマイチ…? なんて余計な事は言わずもがな かも…?(汗))

ケアリーは、ひと目で彼女にハートを射抜かれ…?
営業マンのキム・バレット(ラッセル・クロウ)は、別の意味で心を動かされることに…!?(爆)

シェリルと一緒の仕事…♪
ということで、ケアリーは張り切って “情報集め” に勤しむのだった。
(具体的には、作業の所要時間や仕事量など…?ウォレスの求めるデータを小まめに…! w)

そんな折…
ダーマック社で “騒動” が起こった という知らせが… !?
原因は、ウォレスの同僚ジェリー・フィンが保身の為にやった事… と知れてウォレスは驚く…!?
(労働組合の士気を低下させる目的で、解雇人数を本来の倍にした情報を事前に漏洩させた…?)
一方、出世欲が止まらない?ボール社の営業マン、キムは・・・
“渡りに船” とばかりに?積極的にウォレスに接近…!?
或る夜、会社から盗み出した という “裏帳簿” を持ってウォレスの家にやって来る。

そこには、社長のボール氏が私財である土地を売って資金繰りをしていた という “事実” がっ ( ̄ο ̄;
(いずれ娘婿となり自分が社長に…! というキムの野心剥き出しの話にウォレスは驚き、不快感を…!?)

ウォレスは、生産性の向上のために…  と
縫製担当の女性たちのデスクに衝立を設置したり…?
従業員がダラダラ過ごすランチタイムに時間制限、交代制を導入する等、色々と提案するのだが…
結果的には… 元の木阿弥…?
‎‎
仕方なく?解雇する従業員の人選の段階に入ることに…。
社長のボール氏は身を切る思いで…  老練の従業員の “首切り” を発表せざるを得なくなった…!?

同じ頃…
ダーマック社の件で、ウォレスは嫌がらせのターゲットにされてしまう…!?
(「ダーマックから手を引け」という紙を付けたブロック片がガラス窓を破って飛び込んで来たり…!)

そんなある日…
ウォレスがクルマを赤いペンキ?で汚されたまま モカシン工場に乗り付けると・・・
ロバートらベテラン従業員 数人が寄って来て、頼みもしないのに修理や補修をしてくれると言う…!?
ウォレスは心苦しく思ったが、彼らの善意に甘えることに…!

更に、彼らは怪我をした仲間のピンチヒッターとして…?
ウォレスを “スロットカー レース” に誘ってくれるのだった…。
ウォレスは複雑な思いは有ったが、嫌いじゃない? “趣味の世界” の話に乗ることにした…!?

さて・・・?

“スロットカー クラブ” というのが有り・・・
ウォレスは6番目の “操縦士?” として “ボールズ” の縫い取りの入ったジャンパーを着て参加します。
リレー形式で進むミニチュアカーのスピードレースに、メンバーはおろか “見物” も大熱狂!?
先陣のケアリーやロバートは手慣れたものですが、これは初めて! というウォレスはコツが掴めず…!?
2度目の さて・・・? (;^_^A

レースの結果は言わずもがな…? w 
(アンソニー・ホプキンス 一番の見所かも…!( ´艸`))

・・・ボール社の行く末は、明るいのか? どうなのか?(汗)

取りあえず、ボール社長は引き続きウォレスの力添えを期待し・・・
ウォレスもそれに応えるような事を言っていた… ような?(微笑)

ウォレスの地味な仕事ぶりに絡めて…?
面白可笑しく描かれていたのが、若者たちの “青春” でしたね。w

ケアリーの同僚で遊び仲間の、フランクの無軌道さ…
ケアリー & シェリル に割って入ったキムの暴力性? 
そして、ケアリーの不甲斐なさにイライラを募らせるウェンディ…

しかしながら、一番印象に残ったのはウォレスの妻のキャロラインだったりして…!? (^_-)-☆
アンジェラ・パンチ=マグレガーはお初でしたが、仕事人間の夫との微妙な関係をさりげなく…?
って感じで、唯一の “綺麗処” を綺麗に演じてNice♪ と思いました。(汗)

ラストは・・・
Donovan の 『Catch the wind』が流れる中…
ウェンディに誘われたケアリーが、“モカシン工場” の屋根に昇り…!?
ホームタウン…  スポッツウッドの街並みや海を臨みながら、ぎこちなく手をつなぐ…。
(ウェンディの言う通り…? 人間を警戒しない鳥たちが自由に飛び回る姿が見えました…)

余談ですが…
若いラッセル・クロウが演じた野心的な青年キム・バレットは… 
ウォレスの計らいで…? 彼の同僚ジェリー・フィンの下で新たな道を歩き始めることに…!?

それにしても、“共演による” って書かれちゃうと “対等” な感じがして…?
ちょっと違うなぁ と思わぬでもない… かな? (´-`).。oO

アンソニー・ホプキンス(エロール・ウォレス) 経営コンサルタント
ラッセル・クロウ(キム・バレット) ボール社の営業マン
トニ・コレット(ウェンディ・ロビンソン) ケアリーを好きな同僚 大人馴染み?
ベン・メンデルソーン(ケアリー) ボール社の従業員 ロバートの長男
アルウィン・カーツ(Mr.ボール) ボール社の経営者 シェリルの父
ジョン・ウォルトン(ジェリー・フィン) ウォレスの同僚 策略家?
レベッカ・リグ(シェリル・ボール) Mr.ボールの末娘
ブルーノ・ローレンス(ロバート) ケアリーの父
アンジェラ・パンチ=マグレガー(キャロライン・ウォレス) エロール・ウォレスの妻
ダニエル・ワイリー(フランク・フレッチャー) ケアリーの同僚 遊び仲間?

監督 マーク・ジョフィ

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