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シャンタラム [本]

シャンタラム.jpg

シャンタラム(上)(中)(下) (新潮文庫) 2011/10/28
グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ (Gregory David Roberts)
田口 俊樹 (翻訳) 

何年越し? はて?(・_・?) ハテ?

ともかく、時間に余裕ができた先月に “読了” と相成りました。(爆)
時間にして4~5日だったかな?
もう夢中で読み耽りました。(汗)


これは他でもない (^_^; Tさまご推薦の書物。
只今、TさまBLOGは休止状態のようですが?
テーマ “映画” のアクセス記事ランキングで、時々お名前をお見掛け致します。
今なお根強い人気のブロガーさんです。

そのTさまが、“ジョニー・デップ” の名をお出しになっているのが目に留まり!?(汗)
行く行くは映画化されるというのであれば読むしかないかな!? と、即全巻購入!

それが今から何年前のことであったか?
その後、映画化の話は頓挫した… とのことで、
そのガッカリ感から遅読になったわけでもございませぬがっ(爆)
上巻の半ばで長らくストップしていたものが、
ココにきて一気に読了! ということになったのでございます。(笑)

感想は、ただ “凄かった!”
書かれていたことがすべて事実のように思われて・・・
“事実は小説より奇なり” なんて言葉が浮かびました。(笑)

新潮社の official website 著者プロフィール より
「1952年、豪メルボルン生れ。
十代から無政府主義運動に身を投じるも、家庭の破綻を機にヘロイン中毒に。
1977年、カネ欲しさに武装強盗を働き、服役中の1980年に重警備刑務所から脱走。
1982年、ボンベイに渡り、スラム住民のために無資格・無料診療所を開設。
その後、ボンベイ・マフィアと行動を共にし、アフガン・ゲリラにも従軍。
タレント事務所設立、ロックバンド結成、旅行代理店経営、薬物密輸の後に再逮捕され、
残された刑期を務め上げる。
2003年に『シャンタラム』を発表し、
現在もインドの貧困層を支援するチャリティ活動に奮闘中。」

小説中で、やっていることはことごとく違法なことなのですが!?
主人公の誠実な為人と申しましようか?
人品卑しからぬ と申しましょうか?
ともかく、
“リン” の人としての魅力に惹かれて!?
ねっとりと暑いインドや、その他異国の風土に根差した生活 等々を
まるで実体験のような感触で味わえた という・・・まさに貴重な時間でしたね。

それは2時間の映画の枠では収まりかねる? 壮大で内容の濃いものでしたが
ディテールに拘る?心理描写や丁寧な情景描写に魅了された時間でもありました。

いやー しかし、あんな内容のものとは思いませんでした。
私的には、中巻のあたりが好みかも?
スラムで医師の真似事・・・ みたいな?

下巻に至っては、壮絶過ぎて申し述べる言葉もございませぬ。(汗)

何はともあれ、“つんどく” は避けられました!\(^_^)/ yeah♪

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末尾ルコ(アルベール)

>無政府主義運動
  ↑
ここ、断然注目ですね(笑)。オーストラリアで無政府主義・・・。
作品は実におもしろそうです。          RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-04-20 02:42) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
格闘技好きな男性向けなのかもしれませぬ・・・ (笑)
インド愛が強く感じられる骨っぽい作品と思いました。 f^_^;
by Labyrinth (2019-04-20 23:54) 

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