SSブログ

ある女流作家の罪と罰<未>(CAN YOU EVER FORGIVE ME?) 2018 [あ行の映画]

ある女流作家の罪と罰.jpg “実話に基づく物語”

ジャンル ドラマ/犯罪/伝記

-------------------------------------------------------------------------------------------
メリッサ・マッカーシー主演、私文書偽造に手を染めた女流作家を描いた実話。
かつてベストセラー作家だったリーも、今ではアルコールに溺れ、家賃も滞納。
そんな彼女が生きるため、コレクター相手に有名人の手紙を捏造する犯罪に手を染めていく。
                          (TSUTAYA DISCAS より)
-------------------------------------------------------------------------------------------
ミニー・ゲッツの秘密 (2015)<未>」を監督したマリエル・ヘラーの初監督作品。
というだけの理由で借りてみたのですけれども… (汗) 
皮肉の利いた?気取りのない?なかなかユニークな内容で、面白く観ました。

冒頭は・・・
1991年 深夜3時のニューヨーク オフィスビル
校正?の仕事をする中年女性は、ロックのグラス片手にグビグビやりながら…!?
次々と同僚の発する非難の声が聞こえても、意に介さず?悪態を付きながら…!?
すると、上司の目に留まり!? 即刻クビになってしまう…。

明け方、79丁目のアパートに帰れば、枕にはハエの死骸がパラパラと…!?( ̄ο ̄;
この部屋で、リー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)は弱り目な?老猫と暮らしていたが
収入が覚束ないので家賃滞納も3か月に…!?

ある夜、珍しく口紅などを引いて出向いた先は、エージェントのマージョリーの家・・・
彼女が開いたパーティーに押し掛けて!? 仕事の話をするつもりだったのだが…
マージョリーは当たりは柔らかでも?取り付く島もない状態…!?  リーは当てが外れ…
腹立ちまぎれに、タダ酒をがぶ飲みし、帰り際にクロークで他人のコートを拝借して帰宅…!?

アパートで、往年の喜劇女優 “ファニー・ブライス” の伝記を書こうとタイプライターに向かうも
なかなか筆が進まず・・・ の、リー。

まだ明るいうちからバーのカウンターで飲んでいると…
ジャック・ホックという陽気な初老の男が親しげに話しかけてくる。
リーは忘れていたが、以前作家同士としてパーティーで同席したことがある男だった!?
二人は波長が合い? その後も付き合いが続いていく…。

ある日、家でボンヤリしているときに目に飛び込んできたのは・・・
昔仕事で知り合ったキャサリン・ヘプバーンからリーへ送られた “額入りの手紙”
背に腹は代えられない? リーはそれをお金に換えることを思いつく!?

リーのファンの女店主が営む書店に持ち込むと、175ドルで引き取ってくれることに…!

“ファニー・ブライス” をもっと詳しく知りたい! と、彼女の資料に目を通すべく?
ニューヨーク公共図書館に行ってみるのだが・・・ そこでっ
ふと手にした本の中に “ファニー・ブライスより” と書かれた手紙が挟まれているのを発見!
日付入りの “本物” だったが、リーは何食わぬ顔でそれを持ち帰る…!

さて・・・?

リーを、真面目に?ダサく演じたメリッサ・マッカーシーはお初ではないにしても?
あまりよく知らない女優さんでした。(汗)
「ゴーストバスターズ (2016)」も未見ですし~w

私めは原作者も存じ上げないわけですが・・・(汗)
彼女は、あたかもそこにずっと暮らしているかの如く?どっしりとした存在感で!?
仕事も私生活も上手くいかなくなった中年女性の哀愁を見事に体現していましたね。
“うらぶれた” 感はあるものの、強さと明るさは失われていなくて!鑑賞に堪えました?(笑)

また、不思議な “相棒” というか “片棒を担ぐ” ことになるジャック・ホックを
リチャード・E・グラントが絶妙な崩れ方?で好演していましたね~♪

またか と言われそうですが(汗)
ディテールに拘った?繊細な演出がセンスの良さを感じさせて、見応えあり と思いました。

ラストがまたNice♪ で、大ウケでした!
 ↓ 
書店のウィンドウに自分が捏造した “手紙” が飾られているのを見たリーが
ズバリと指摘した内容の手紙をサイン入りで書店に送り付ける
それを読んだ店主は、一瞬苦々しい表情になり、ウィンドウの “手紙” を外すのだが・・・
また思い直して、元に戻す ( ´艸`)
 ↑ 

リーが捏造した “手紙”  なんと400通ですとっ ┐(´.`)┌

メリッサ・マッカーシー(リー・イスラエル) 落ち目の伝記作家
リチャード・E・グラント(ジャック・ホック) 元作家? ヤクの密売 ゲイ
ドリー・ウェルズ(アナ) 書店の店主
ジェーン・カーティン(マージョリー) リーのエージェント
ベン・ファルコーン(アラン・シュミット) 
アンナ・ディーヴァー・スミス(エレイン) リーの昔の “恋人” ?
スティーヴン・スピネラ(ポール)

監督 マリエル・ヘラー

nice!(28)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 28

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。