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ほととぎす(時鳥) [駄句 夏]

フェアウェイの小雨に煙る時鳥       Labyrinth
(ふぇあうぇいのこさめにけむるほととぎす)


副季語に  子規(ほととぎす)  杜鵑(ほととぎす)  蜀魂(ほととぎす)
      杜宇(ほととぎす)  不如帰(ほととぎす)  山時鳥


杜鵑科中いちばん小型で、背面は暗灰色、風切羽はやや褐色、
背と翼に青緑色の光沢があり、尾羽には黒色の地に白斑がある。
五・六月頃渡ってきて、低山帯から高山の林に棲息し迅速に飛ぶ。
卵を鶯などの巣に託す習性がある。
昼夜の別なく一種気魄のある鳴き方をする。
「てっぺんかけたか」、「本尊かけたか」、「特許許可局」、
その他いろいろに聞こえ、方言も多い。
古人は帛(きぬ)を裂くようだといったが、さほど烈しい声ではない。禁鳥。
                (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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