ふくじゆそう・ふくじゆさう(福寿草) [駄句 新年]
調弦の三味線の音洩るる福寿草 Labyrinth
(ちょうげんのしゃみのねもるるふくじゅそう)
副季語は 元日草
山地に自生もあるが、多くは栽培されているきんぽうげ科の多年草。根は鬚根でひじょうに大きい。
普通は早春に芽を出し、先端に十数枚の弁のある黄金色の花を開く。
花のあと茎は伸びて、二十五センチにもなる。深緑色の柔らかい葉は、羽状に再三深裂する。
冬に褐色の鱗片に包まれた芽の端に開花させて、正月用の鉢植えにするのである。
元日に用いるので、福寿草・元日草などの名が生じた。変種が非常に多く、また元旦華(げ)・
側金盞花(そくきんせんくわ)・報春花・献歳菊・歳菊など異名がすこぶる多い。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
(ちょうげんのしゃみのねもるるふくじゅそう)
副季語は 元日草
山地に自生もあるが、多くは栽培されているきんぽうげ科の多年草。根は鬚根でひじょうに大きい。
普通は早春に芽を出し、先端に十数枚の弁のある黄金色の花を開く。
花のあと茎は伸びて、二十五センチにもなる。深緑色の柔らかい葉は、羽状に再三深裂する。
冬に褐色の鱗片に包まれた芽の端に開花させて、正月用の鉢植えにするのである。
元日に用いるので、福寿草・元日草などの名が生じた。変種が非常に多く、また元旦華(げ)・
側金盞花(そくきんせんくわ)・報春花・献歳菊・歳菊など異名がすこぶる多い。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
ふくだるま(福達磨) [駄句 新年]
風強きビルの谷間の達磨市 Labyrinth
(かぜつよきびるのたにまのだるまいち)
副季語に 達磨市
新年に神棚に飾って幸福を祈る達磨のこと。
達磨は全国的にあるが、関東周辺のものはいわゆる目なし達磨で、願いが叶うと、墨で目を入れる。
また、関東では、正月の二日、三日あるいは旧正に達磨市の立つところが多い。
群馬県少林山達磨寺の境内では正月十一日に達磨市が立つ。
付近農村の人がそこで買い求めてきた達磨を、神棚に飾って置き、春蚕が取れると眼を一つ入れ、
秋蚕が終わるとさらに残りの一眼を入れ、十二月煤払いの日に、氏神様におさめる。
この風習は関東地方の養蚕の盛んな土地にひろく行われている。
また籠に入れた大小の達磨を、天秤棒で担いで売り歩く光景も、正月の風物の一つである。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
余談
この歳時記は「昭和四十九年 四月三十日 初版発行」とありますから、古いですね。
でも、“生き証人” 的役割を果たしてくれて?今となれば、とても貴重に思えます。
(かぜつよきびるのたにまのだるまいち)
副季語に 達磨市
新年に神棚に飾って幸福を祈る達磨のこと。
達磨は全国的にあるが、関東周辺のものはいわゆる目なし達磨で、願いが叶うと、墨で目を入れる。
また、関東では、正月の二日、三日あるいは旧正に達磨市の立つところが多い。
群馬県少林山達磨寺の境内では正月十一日に達磨市が立つ。
付近農村の人がそこで買い求めてきた達磨を、神棚に飾って置き、春蚕が取れると眼を一つ入れ、
秋蚕が終わるとさらに残りの一眼を入れ、十二月煤払いの日に、氏神様におさめる。
この風習は関東地方の養蚕の盛んな土地にひろく行われている。
また籠に入れた大小の達磨を、天秤棒で担いで売り歩く光景も、正月の風物の一つである。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
余談
この歳時記は「昭和四十九年 四月三十日 初版発行」とありますから、古いですね。
でも、“生き証人” 的役割を果たしてくれて?今となれば、とても貴重に思えます。
ななくさ(七種) [駄句 新年]
七種の鉢植え白きもの肥ゆる Labyrinth
(ななくさのはちうえしろきものこゆる)
副季語はナシ
七種の祝いともいう。正月七日、
七種類の若菜をあつものにして食べると万病を除くと考えられ(中国の古俗によったものか)
それを禁中に奉ることは平安時代の初め、延喜(九〇一 ~ 二三)のころに始まったらしい。
これが近世には庶民の間にも普及していった。
しかしこの七種の菜も、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ とも、
せり・なずな・ごぎょう・ほとけのざ・たびらこ・あな・みみなし とも、古くすでに一致しない。
がいつか前者の菜類と定まったようである。
これらも雪の深い中で正月を迎える地方ではおのずから別のもので代用されることも多かった。
→薺打つ・七種粥
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
(ななくさのはちうえしろきものこゆる)
副季語はナシ
七種の祝いともいう。正月七日、
七種類の若菜をあつものにして食べると万病を除くと考えられ(中国の古俗によったものか)
それを禁中に奉ることは平安時代の初め、延喜(九〇一 ~ 二三)のころに始まったらしい。
これが近世には庶民の間にも普及していった。
しかしこの七種の菜も、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ とも、
せり・なずな・ごぎょう・ほとけのざ・たびらこ・あな・みみなし とも、古くすでに一致しない。
がいつか前者の菜類と定まったようである。
これらも雪の深い中で正月を迎える地方ではおのずから別のもので代用されることも多かった。
→薺打つ・七種粥
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
400万アクセスありがとう! [ご挨拶]
とうとう400万まできましたよ~ ( ´艸`)
これは昨日5日(日)午前中にインした時に気付いて、慌てて押さえました。(^^;
これもひとえに、おいで下さる皆々様のおかげと、深く感謝申し上げる次第にございます。
<(_ _)>
日々気に掛けて、覗いてくださる方
検索ワードで引っ掛かり!? つい覗いちゃった方々 w
いずれも様も、ありがとぅ♪
そして、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げまする。<(_ _)>
これは昨日5日(日)午前中にインした時に気付いて、慌てて押さえました。(^^;
これもひとえに、おいで下さる皆々様のおかげと、深く感謝申し上げる次第にございます。
<(_ _)>
日々気に掛けて、覗いてくださる方
検索ワードで引っ掛かり!? つい覗いちゃった方々 w
いずれも様も、ありがとぅ♪
そして、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げまする。<(_ _)>
はつもうで・はつまうで(初詣) [駄句 新年]
初詣異なる狛犬苔生して Labyrinth
(はつもうでいなるこまいぬこけむして)
副季語に 初参(はつまいり) 初社(はつやしろ) 初祓(はつはらい)
初神籤(はつみくじ)
元日に氏神や恵方に当たる神社仏閣に詣でることをいう。
多くは早朝に参詣する。
(はつもうでいなるこまいぬこけむして)
副季語に 初参(はつまいり) 初社(はつやしろ) 初祓(はつはらい)
初神籤(はつみくじ)
元日に氏神や恵方に当たる神社仏閣に詣でることをいう。
多くは早朝に参詣する。
だるま市(高崎駅前・初売) [お出かけ]
はつぞら(初空) [駄句 新年]
初空に富士山見し誉ひとり言つ Labyrinth
(はつぞらにふじみしほまれひとりごつ)
副季語に 初御空(はつみそら)
元旦の空である。
初空と言うと、いかにも清新で清らかな感じを受ける。
初御空は空をあがめた言葉である。
(はつぞらにふじみしほまれひとりごつ)
副季語に 初御空(はつみそら)
元旦の空である。
初空と言うと、いかにも清新で清らかな感じを受ける。
初御空は空をあがめた言葉である。