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アガサ・クリスティー ねじれた家(CROOKED HOUSE) 2017 [あ行の映画]

CROOKED HOUSE.jpg グレン・クローズもご出演ですが… f^_^;

華麗なる一族の大富豪が毒殺された。
残されたのは“心のねじれた”家族と巨額の遺産。

嘘をついているのは、誰?

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アガサ・クリスティーが自作の中でもっとも好きな作品の一つと語る同名ミステリーを
「サラの鍵」「ダーク・プレイス」のジル・パケ=ブランネール監督が映画化。
出演は「天才作家の妻 -40年目の真実-」のグレン・クローズの他、マックス・アイアンズ、
テレンス・スタンプ、ジリアン・アンダーソン、クリスティナ・ヘンドリックス。

一代で巨万の富を築いた大富豪レオニデスが毒殺された。
私立探偵のチャールズは、かつて恋人だったレオニデスの孫娘ソフィアから依頼を受け、
事件解決にあたることに。
大邸宅にやって来たチャールズは、さっそく家族たちへの聞き込みを開始する。
しかしレオニデスの前妻の姉イーディスや若い後妻ブレンダをはじめ、
誰もが一筋縄ではいかない個性の持ち主ばかり。
しかもその全員に殺害の動機があるという状況の中、
捜査が遅々として進まないチャールズだったが…。   (allcinema より)
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実は、クリスティナ・ヘンドリックス目当て…!? (ウ^_^ソ)

過日申しましたように…?
ガープの世界 (1982) 」再見いたしましたが、グレン・クローズの若さと美貌にビックリ!?
(“美貌” に吃驚しちゃ失礼なのかもしれませぬが… (汗) 見違えてしまったので… (苦笑))

今回は、登場時からして、男っぽい装いと振る舞いで!?
いかにも一家言ありそな?しっかり者の祖母という感じの役柄でしたが…
まさか!? ( ̄ο ̄;  …の、衝撃のラストに絡んでくると言う・・・(ネタバレ御免 (-人-;)
やはり “ただモノではない” お方でした。(汗)

しかし、ビックリ! と言えば、もう お一方・・・
ジリアン・アンダーソンは「X-ファイル」のダナ・スカリー捜査官ですよね~(^_^;
これまでと全く違う印象だったので、それこそ “まさか!” どころか “うっそ~!” でした。w  
流石女優だ♪ まんまとしてやられましたっ w 楽しい騙され方でした♪

そして、触れておかねばならない…(汗)
主役の?探偵チャールズ・ヘイワードを演ずるマックス・アイアンズですが…
父上はジェレミー・アイアンズなのですね~(^_^; やはり… ね?

そうとは知らず? これまでいくつかの作品を見て参りましたけれどっ
う~むむむ (~_~; なんと申しましょうか? 印象が薄い… というのか?(爆)
今回もコメントはスルーしようかな? なんて思ってしまったくらい… w
私的にはピンと来ない?俳優さんです…  ファンの方には相すみませぬ。<(_ _)>

・・・という憎まれ口は \(・_\) こっちに (/_・)/おいといて…  と。

アガサ・クリスティーは好き♪ と言いつつ、原作未読での鑑賞でした。(爆)
まぁ、それ故、受ける衝撃もホンモノで!? 十分楽しめた♪ とも言えるのですが… f^_^;

冒頭は、ピントの合わない映像から始まり・・・
手元に焦点が合った時に、爪には真っ赤なマニキュア
その指で、注射器を手慣れた風に扱い、臥せっている老人にブスリと…。

雨降りの中、映画館に駆け込んだチャールズ(マックス・アイアンズ)はニュースを目にする。

“一代で巨万の富を築いた大富豪アリスティド・レオニデス氏死亡”  …のニュース。

ギリシャから英国に渡り、レストラン経営で成功を収め… 
「時代を象徴する巨人」と…。

スクリーンには若い後妻や、美しい孫娘と一緒の映像が映し出される。

後日・・・
チャールズ・ヘイワード私立探偵事務所に、突然 “孫娘” のソフィアが訪ねてくる。

二人はかつて、恋人通しだった!?
チャールズが外交官時代にカイロで知り合い…
謎めいた別れ方を余儀なくされるという曰く因縁も…!?

ソフィアは、“祖父は殺された… 犯人は今でも家にいる…” と、捜査の依頼を口にするのだった。

チャールズは、とりあえず
ロンドン警視庁に、かつての父の朋友タヴァナー主任警部(テレンス・スタンプ)を訪ねた。

裏事情を訊いてみると・・・
“瞳孔の異常収縮” が認められ、毒殺と…。
しかも、緑内障の点眼薬が誤って体内に注入された可能性も!? と…。
(氏は糖尿病を患っており、いつも若い妻がインスリン注射を…)

偶然か? 必然か?
判然としないというところで、チャールズに捜査を委ねられることに…!?

広大な土地に建つ大邸宅にやって来たチャールズは、早速ショットガンの洗礼を受ける!?
モグラ退治の最中という、氏の前妻の姉で、ソフィアの大伯母イーディス(グレン・クローズ)は
身のこなしは軽やかだが、貫禄の対応…!?
問わず語りで? チャールズに、館の住人たちについて的を射た説明を小声で…!? 

庭で遭遇した、ソフィアの妹ジョセフィン、彼女のお世話係の “ナニー”
そして、依頼者のソフィア(ステファニー・マーティーニ)が現れ、チャールズを出迎える。

屋敷を案内しながら、ソフィアは・・・
“家族は皆残酷になれる人たち… 残酷さはそれぞれで… そこが怖いの!?”

チャールズは早速、家族たちへの聞き込みを始めるのだった。

さて・・・?

何故これまで映画化されないできたのか? が、わかるような気が致します?(爆)
それを言っちゃあ御仕舞か… f^_^;

若き後妻と、ジョセフィンの家庭教師を務める青年との密通… etc etc
色々話題に上る割にはお上品な仕上がりになっていまして監督さんの “愛” を感じましたね♪ (微笑)

久々に味わう “正統派” 極上のミステリー… 十分堪能することが出来ましたっ (^_-)-☆

クリスティナ・ヘンドリックス(ブレンダ・レオニデス) レオニデス氏の若き後妻
ジリアン・アンダーソン(マグダ・レオニデス) 氏の長男フィリップの妻 ソフィアの母
グレン・クローズ(イーディス・デ・ハヴィランド) ソフィアの大伯母
テレンス・スタンプ(タヴァナー主任警部) ロンドン警視庁
マックス・アイアンズ(チャールズ・ヘイワード) 私立探偵 元外交官
ジュリアン・サンズ(フィリップ・レオニデス) 氏の長男 無職 映画人?
ステファニー・マーティーニ(ソフィア・デ・ハヴィランド) フィリップの長女 氏のお気に入り
クリスチャン・マッケイ(ロジャー・レオニデス) 氏の次男 “ケータリング社“ 社長
アマンダ・アピントン(クレメンティ・レオニデス) ロジャーの妻
プレストン・ナイマン(ユースタス・レオニデス) フィリップの長男 脚が悪い青年
オナー・ニーフシー(ジョセフィン・レオニデス) フィリップの次女 探偵張りにメモる癖が…
ジェニー・ギャロウェイ(ナニー) ジョセフィンの乳母!?
ティナ・グレイ(ミス・アクロイド) チャールズの秘書の老婦人

監督 ジル・パケ=ブランネール

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